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紫耀サイド
お昼ご飯にうどんを作ってやった。
紫「廉、起きれるか？うどんできたけど食えるか？」
廉「うん…食べる…」
よかった、食欲はあるみたい。
廉「いただきます」
紫「どうぞ。」
しっかり完食した廉。
廉「ごちそうさまでした。」
紫「はい。じゃ、熱測って。」
廉「おん」
熱は37.1度。
下がってきてる。
紫「下がってきたね。まだ寝とく？」
廉「うん、寝る。」
そう言うとまたソファーに横になった。
廉サイド
学校から帰って、お昼まで寝ちゃって、ご飯食べたあともまた寝てもうた。
沢山寝たからから、だいぶ身体が楽になってきた。
紫「廉、夕飯だけど食える？」
廉「おん！」
気付いたら海人も帰ってきてた。
てか、どれだけ寝てたんや俺。
一応お兄ちゃんがお粥を作ってくれたみたいやけど、元気になってきてるから物足りひんくて、おかずも食べた。
廉「ごちそうさま！」
紫「廉、熱測って？」
廉「はーい」
見ると36.7度。
紫「何度だった？」
廉「36.7度やった！」
紫「熱下がってよかったな。」
廉「おん！部屋行ってくる〜」
熱も下がって身体が楽になったから、ちょっと勉強しよう。
今日出来へんかったし、復習もかねて。
勉強してると、なんだかまた喉に違和感が…
廉「ゲホッ…ゲホッ…」
また咳が出てきた…
廉「ゲホッゲホッ…ゲホッ」
なんか胸がゼーゼーしてきた…
廉「ゲホッ…ゼー…ゲホッ…」
苦しい…
すると
トントンガチャ
紫「廉〜、海人風呂出たから入ってきな？」
廉「ゲホッゲホッ…ゲホッ…ゲホッ」
紫「大丈夫か？苦しい？」
廉「ゲホッゲホッ…ゼー…(コクン)…ゴホッゴホッ」
紫「吸入やるよ？はい、吸って？」
廉「ヒュー…ゲホッ…ゼー…」
紫耀サイド
お風呂入るように言いに廉の部屋に入ると喘息発作を起こしてて…
今日だけで2回目の発作だし、吸入の効果もあんまりなさそう…
これは病院連れていくしかないな…
紫「廉、病院行こうか。」
廉「ヒュー…(コクン)…ゼー…」
紫「準備して玄関に来れるか？」
廉「(コクン)ゼー」
海人を置いていくわけに行かないから海人も連れていく。
紫「海人、廉くんコンコン出るから病院行くね。」
海「レンくんコンコン？…レンコン…」
おい、それ絶対廉に言うなよ。
泣くから。
紫「一緒に病院ついてきてくれるかな？」
海「はい」
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作者名：GEN | 作成日時：2023年12月30日 23時
