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廉サイド
保健室に着いたら症状とか書く紙を渡された。
神「頭が痛いんだね。うんうん、朝から喉が痛かったのか。はい、熱測って？」
廉「(コクン)」
熱測ってる間もしんどくて机に顔が近付いてきちゃう…
ピピピ…
神「あぁ〜、38.1度。お迎え来てもらおうか。」
廉「はい…」
もう座ってるのもしんどい…
気付いたら机に伏せてもうてた。
神「しんどいよね。ベッドで横になってようか。」
ベッドに横になると一瞬で寝てもうたみたい。
紫耀サイド
海人の熱が上がってきて、さすがに元気がなくなってきてたから病院に連れていかないとなぁなんて考えてたら中学校から電話が。
やっぱり廉、熱出ちゃったか。
海人を病院に連れて行きたいし、廉のお迎えついでに2人とも病院に連れて行こう。
迎えに行くと廉は保健室のベッドでぐったり眠ってた。
紫「廉、迎えに来たよ」
廉「ん〜…ケホッケホッ」
紫「歩ける？」
廉「うん…」
先生に挨拶して、廉を支えて車に乗せる。
紫「今から病院行こうな。」
ちなみに海人は車の後部座席で寝てる。
廉「病院…行かんくてもいい…」
紫「海人の熱も上がってきてるから、一緒に行っちゃおう？」
廉「う〜ん…ケホッ」
嫌がる廉を連れて病院へ向かう。
受付を済ませると体温計と問診票を渡された。
熱を測ると2人とも39度を超えていた。
海人は俺の腕の中で眠ってる。
廉もかなりしんどそうにしてる。
紫「廉、しんどいでしょ？お兄ちゃんにもたれてな。」
廉「(コクン)」
ぐったりしてる2人と一緒に診察の順番を待つ。
少しすると海人が目を覚ましたから自販機で紙パックのオレンジジュースを買った。
廉は何故かお水でいいと、ミネラルウォーターを購入。
飲み物を飲ませながらしばらく待つと、診察室に呼ばれた。
2人とも熱が高くて、時期が時期だからインフルエンザの検査をすることに。
医「では海人くんからいこうか。」
長い綿棒を見せられた瞬間、今までぼーっとしてた海人の目が見開いて大泣き。
海「ぎゃー！！しません！！バツ！！しまう！！ポイ！！」
医「すぐ終わるから頑張ろうね。」
海「おしまい！！おしまい！！バイバイ！！」
海人は俺の膝から滑り降りて床で大暴れ…
医「じゃあ先に廉くんやろうか。」
廉「(ビクッ！！)」
廉も苦手だもんな…
かなりビクッてなってたし…
ガチガチに力入ってるけど、海人が見てる手前、平気そうなふりをしてる廉。
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作者名：GEN | 作成日時：2023年12月30日 23時
