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廉サイド
学校行きたいのに、朝になると体調悪くなって結局行かれへんねん…
今日は保健室登校する予定で、昨日から行く気まんまんやったのに、朝起きたら気持ち悪くて、結局吐いてもうた…
せっかく学校行ける思ってたのに…
お兄ちゃんの提案で、体調落ち着いてから行くってことにしたんやけど、なかなか落ち着かへん…
戻しちゃったところはお兄ちゃんが片付けてくれて、俺は今トイレに向かって吐いてる。
廉「んっ…げぇぇ…げぼっ…」
紫「廉、海人学校送っていくけど留守番できるか？」
廉「うんっ…げほっ…げぇぇ…」
ひとしきり吐いたら少し落ち着いてきて、口をゆすいでソファーに横になった。
気付いたら寝てたみたいで、目が覚めたらお昼だった。
紫「あ、おはよう。気分どう？」
廉「大丈夫…」
紫「お昼だけど、お粥食べられそう？」
廉「うん…」
お粥は半分くらい残しちゃったけど、少し食べられた。
廉「学校…行きたい…」
紫「今から行く？」
廉「ええの？」
紫「しんどくないなら行こうか。」
お兄ちゃんの車で学校に来た。
そしてそのまま保健室に。
神「あ、廉くん、こんにちは。」
廉「先生…こんにちは…」
神「よく来れたね。頑張ったね。」
全然頑張ってへん…
結局午前中は体調悪かったから来れなかったし…
神「まずは、学校に来れた自分を褒めてあげようね？」
廉「はい…」
しばらく何をするでもなくボーッと保健室で過ごしていた。
この日は結局保健室にいただけ。
家に帰ったら、とくに何をしたでもないのに疲れてソファーで寝ちゃってた。
紫耀サイド
学校に半日行けた廉。
疲れたのか夕飯も食べずにソファーで寝てしまった。
そっとベッドまで運んでやった。
……
結局朝までぐっすりだった廉。
今日は体調どうかな？
紫「廉〜、朝だけど、体調どう？」
廉「ん〜…大丈夫。学校行く…」
今日は割と顔色良さそうだな。
朝ごはんは完食とまではいかなかったけど、だいぶ食べてたし、海人と学校に歩いて行った廉。
保健室登校が上手くいってるってことかな？
会社の人に事情を話してスマホを近くに置いておき、学校から連絡が来ても大丈夫なようにしておくことにした。
いきなり一日は難しいだろうし、無理のない範囲でやってくれたらいいな。
ちらちらとスマホを確認しながら仕事を進めていった。
正直気が気でない。
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作者名：GEN | 作成日時：2023年12月30日 23時
