廉 海人 風邪 ページ2
紫耀サイド
朝、海人を起こしに行くと赤い顔して寝てた。
おでこを触ると案の定熱くて、熱が出てることがわかった。
このまま寝かせておくか…
海「ふぁ〜…」
あ、起きちゃった。
紫「海人、お熱あるから今日はお休みね。寝てていいよ。」
そう伝えたけど、いつも通りリビングに行っちゃった。
自分でも熱があるか確かめないと気が済まないのかもな。
とりあえず廉を起こしに行こう。
紫「廉〜、朝だよ〜」
廉「ん〜…ケホケホッ」
あれ？廉も風邪引いてる？
紫「廉、しんどい？」
廉「ちょっと喉痛い…」
おでこを触ってみたけど熱はなさそう。
紫「熱はなさそうだけど、一応測っておいて？」
廉「ん…」
リビングに行くと海人の体温報告。
海「さん、はち、さん！」
うん、ちゃんと熱あるね。
紫「海人、お熱あるね。寝てこようか。」
海「ねんね？」
紫「うん、ねんねしてきな？」
海「ねんねします。」
やたら聞き分け良いし、熱の割に元気。
とりあえず今日は様子見で熱が上がるようなら病院連れていくかな。
紫「廉、熱測って？」
廉「おん…」
ピピピ…
廉「36.7度やわ。」
普段より少し高めな気はするけど、熱があるってほどではなさそう。
紫「学校行けそう？」
廉「うん。でも体育は見学する。」
紫「そうだね。生徒手帳に書いておくね。しんどくなったら無理しなくていいから。今日は海人休むからお兄ちゃん家に居るし。」
廉「わかったぁ」
ちょっと心配だけど廉を送り出して海人の様子をみることに。
廉サイド
朝から喉が痛くて少し咳が出てた。
でも熱はなかったし、とりあえず学校来たんやけど、なんかちょっと体がだるい…
風邪気味やし、仕方ないんやろうけど…
一時間目はなんとか耐えてたんやけど、だんだん頭まで痛くなってきた。
二時間目は体育やから、見学。
みんなサッカーやってる…
ええなぁ…俺もやりたかったなぁ…
でもしんどくて絶対無理や…
はぁ…
なんか寒い…
頭がガンガンする…
廉「ん〜…」
体育座りしてたんやけど、しんどくて気付いたら膝に顔を埋めてもうてた…
岸「廉、どうした？しんどいか？」
廉「ん〜…頭痛い…」
岸「保健室行くか？」
廉「(コクン)」
岸先生に保健室に連れてきてもらった。
神「廉くん、そこ座ろうか。」
廉「はい…」
神「これ書けるかな？」
廉「はい…」
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作者名：GEN | 作成日時：2023年12月30日 23時
