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紫耀サイド
海「うぇぇぇぇん……」
起きて早々グズグズ。
紫「海人、しんどいから病院行こうか？」
海「ふぅぅん…ひっく…(コクン)」
頷いた…
よっぽどだな。
とりあえず海人を抱き上げて準備をしていく。
財布と、保険証と…
海人を抱っこしながら準備をしていると…
なんだかお腹があったかくなってきた…
もしや…
紫「海人、出ちゃった？」
海「ふぇぇ…(コクン)」
紫「お着替えしようか。」
おもらしなんて久々だなぁ。
しんどくてトイレ行けなかったのかな…
重たくなったズボンとパンツを脱がせて、新しいのを履かせる。
俺も着替えないと…
少しバタバタしたけどなんとか病院に連れていくことができた。
病院で熱を測ると38.8度。
海人は俺の胸に頭を乗せて抱っこされてる。
診察室に呼ばれて診てもらうと、少し喉が赤いみたいで、風邪と診断された。
痛み止めや風邪薬を出された。
帰りにコンビニに寄ってジュースを買う。
ついでにほとんど何も食べられてないから、食べられそうなものを選ばせることに。
海人はゼリーとチョコミントのアイスを選んだ。
海人を抱っこして、買い物したものを持って、なかなかの肉体労働だけど、なんとか帰宅。
海人をベッドに寝かせて、買った物を冷蔵庫にしまう。
もうすぐお昼か。
お粥作ろう。
お粥を作り終わって海人の様子を見に行くと寝れてるみたいだったからそのまま寝かせておいた。
軽く昼ごはんを食べ、海人をみてる。
しばらくすると海人が起きてきた。
海「ん〜…」
紫「海人、ご飯食べてお薬飲もう？」
海「ん〜…ない…」
紫「じゃあさっき買ったアイスは？」
海「…(コクン)」
紫「よし、食べようか。」
アイスと薬と体温計を持って海人のもとへ。
紫「はい、あーん」
海「あー…」
2口食べただけですぐに横になってしまった。
紫「もうちょっと頑張って座ってて。お薬飲むよ？」
身体を起こして薬を飲ます。
すんなり飲んでくれた。
熱を測ると39.5度。
そりゃしんどいよなぁ。
アイスノンを頭の下に入れてやって、冷却シートを貼り替える。
紫「ゆっくり寝ろよ？」
少しすると寝息を立てて眠った海人。
夕方、廉が帰ってきた。
ガチャ
廉「ただいまー」
紫「おかえりなさい」
廉「海人どう？」
紫「病院連れて行ったら風邪って言われた。今寝てるよ。」
廉「そうなんや。」
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作者名：GEN | 作成日時：2023年11月4日 22時
