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紫耀サイド
フラフラ状態でデスクに戻ると、また腹痛で全然仕事にならない…
もう…どうなってんだよ…
トイレとデスクの往復を繰り返してたら先輩に心配されて早退させられた。
たしかにこのままじゃ仕事にならない…
大人しく帰ることに。
帰る前に病院寄っていこう…
病院に行くと、胃腸炎と診断されて、点滴をうたれた。
廉じゃないけど、俺も注射系は苦手。
でも今はそれどころじゃなくて、されるがまま…
点滴中、気付いたら寝てたみたいで、看護師さんに声をかけられて起きた。
少し楽になったような気がしないでもない…
いや、まだお腹痛いし気持ち悪いし…
身体もだるくて仕方ない…
何とか家に帰ると、即ベッドで寝込む。
目が覚めたらもう夕方。
やばっ…海人迎えに行かないと…！
紫「ゔっ…」
気持ち悪っ…
トイレに駆け込んで便器の前に座る
紫「げぼっ…げぇぇ…ゲロッ…はぁはぁ…ゲボッゲボッ」
胃液が出てくる…
気持ち悪い…
ある程度吐ききって急いで海人の迎えに行く。
歩ける気がしないから、車で。
フラフラしながら海人の行ってる学童に向かう。
少し遅れてしまったことを謝罪して、海人と挨拶をして車に乗り込む。
夕飯…
買って帰ろう…
スーパーに行くのもしんどいから、とりあえずコンビニに向かう。
紫「海人、夕飯で食べたいお弁当選びな？」
海「チキン食べます！」
海人が選んだのは唐揚げ弁当。
紫「うん、これね。」
俺は食べられる気がしないから買わず…
支払いを済ませて家に帰る。
やばいなぁ…
なんか頭くらくらしてきた…
気持ち悪い…
紫「ただいまー…」
海「ただいまー！」
紫「おかえりなさい。」
吐きそう…
紫「海人、手洗ってお弁当食べてな？」
海「パッチンします！」
紫「うん…じゃあ、ちょっと待ってて…お兄ちゃんトイレ行ってくるね…」
そう伝えてトイレに駆け込む。
紫「げぇぇぇ…おぇぇぇ…おぇっ…はぁ…はぁ…」
まだかなり気持ち悪いけど、とりあえず少し落ち着いたからリビングへ。
紫「おまたせ…」
海人はお弁当をセットして待ってた。
紫「手を合わせてください」
海「パッチン！」
紫「いただきます」
海「いたーだきます！」
とりあえず海人が元気で良かった…
座ってるのもしんどくて、テーブルに伏せた。
海「ごちそうさまでした！」
海人、食べ終わったみたいだな。
紫「じゃあゴミはゴミ箱に入れてね…」
海「はい！」
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作者名：GEN | 作成日時：2023年11月4日 22時
