紫耀 胃腸炎 ページ32
紫耀サイド
昨日から廉は学校の行事で合宿みたいなのに行ってる。
明日の昼過ぎに帰ってくることになってるから、今は海人と2人。
海「さん、ろく、さん！」
紫「はい、今日も平熱だね。」
海「パッチンします！！」
紫「そうだね、朝ごはん食べようね。」
朝ごはんをテーブルに並べる。
紫「手を合わせてください」
海「パッチン！」
紫「いただきます」
海「いたーだきます！」
…なんかお腹がモヤモヤするんだよな…
食欲無いな…
疲れてるのかなぁ…
ご飯を食べ終え、海人を学校に送っていく。
紫「はい、赤信号は止まります」
海「止まります」
紫「青になったら？」
海「確認して進みます！」
紫「はい、よくできました。」
交通ルールを確認しながらの通学。
よっぽど信号はもう理解してそうだな。
紫「…っ……」
お腹痛い…
どうしたんだろ…
冷えたのかな…？
海「ふっふんふん〜♪」
海人は楽しそうに鼻歌でCMソングを歌ってる。
腹痛に耐えながら海人を学校に送っていく。
紫「行ってらっしゃい」
海「いってきます！(ハイタッチ)」
海人を送り届けた安堵感からか、腹痛が一気に酷くなった。
紫「んん……」
お腹をかばってやや前かがみになりながら家に向かう。
痛い…
家まで大した距離でもないはずなのに、今日は有り得ないくらい遠く感じる…
痛…
お腹がギュルギュルいってる…
これ、下痢するやつじゃん…
あーもう痛すぎる…
早く家に帰りたいのに、時々止まって休まないと動けない…
う〜…
なんとか家に着いて、急いでトイレに駆け込む。
紫「はぁっはぁっ……ん…」
案の定酷い下痢。
出しても出してもなかなか治まらない…
紫「痛い…はぁっ…」
お腹の中を掴まれてるみたい…
お腹痛すぎて吐き気がしてきた…
紫「…ゔっ……」
急いでトイレを流して向きを変え、便器に顔をつっこんだ。
紫「げぼっ……げぇぇぇ…おぇぇぇ…げぇぇぇ…」
気持ち悪さに加えて、臭いで余計に吐き気が増してげぇげぇ吐いてしまった。
紫「げろぉぉ……おぇぇぇ…げぇぇ…」
全て出し切り、時計を見ると遅刻ギリギリ…
急いで仕事行かないと…！
急いで会社に向かったけど、直ぐに腹痛でトイレにダッシュ…
あんなに下したのにまだ出る…
ほぼ水だけど…
やっと落ち着いて自分のデスクの前に座ると今度は吐き気でトイレにダッシュ…
吐くものがなくなって少し落ち着いてからデスクに戻る。
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作者名：GEN | 作成日時：2023年11月4日 22時
