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紫耀サイド
家に帰ると途端に甘えたモード。
廉「おにいちゃぁん…ぎゅーしてぇ…」
紫「はいはい。ぎゅー。」
廉「お腹痛いぃ〜…なでなでしてぇ…」
紫「ここかな？なでなで…」
廉「しんどいよぉ〜…」
紫「しんどいねぇ。だいぶ遅くなっちゃたけど、お昼ご飯食べられそう？お粥作るけど。」
廉「少し食べる…」
紫「じゃあ作ってくるね。」
廉「一人いややぁ…」
紫「じゃあリビングのソファー行こうか。」
両手を広げて抱っこをせがむ廉。
紫「はい、よいしょ。」
抱っこでソファーまで連れていく。
お粥を作ってる間、ソファーで横になりながら俺の事をじっと見てる廉。
そんなに見てなくても俺は逃げないから…笑
紫「はい、お粥できたよ。熱いから気をつけてね？」
廉「……」
紫「どうした？気持ち悪くなっちゃった？」
廉「ちゃうけど…」
あ、ごめん気づかなかったわ。
紫「フーフー…あーん」
廉「あー…もぐもぐ…」
だよね。
結局半分近く食べられた。
廉「…ゔっ…」
紫「吐く？」
廉「(フルフル)」
少しすると眠そうにしてたから背中をトントンしてやったらすぐに眠った。
なんだかんだしてると海人を迎えに行く時間になった。
紫「廉、寝てるところごめんね、海人迎えに行ってくるね。」
廉「……ん…」
ほぼ寝てるけどちゃんと伝わったかな？
ま、いいか。
とりあえず海人を迎えに行く。
帰ってきて海人を静かに遊ばせながら夕飯の準備をしてたら廉に呼ばれた。
廉「おにぃちゃぁん…」
紫「どうした？」
廉「お腹痛いぃ〜…なでなでしてぇ…」
紫「うん。なでなで。」
廉「しんどいぃ〜…ぎゅーしてぇ…」
海人いるのに甘えるの珍しいなぁ。
紫「うん、ぎゅー。」
海人が不思議そうに見てる。
そしてこっちに来た。
海「良い子いい子。」
廉の頭を撫でた。
そこでようやく気付いたみたいで廉は真っ赤な顔をして焦ってた。
廉「お、おにいちゃん、離れてやっ…」
紫「え、いいじゃん。」
廉「か、海人見とるし…」
紫「そうだよ？でもいいじゃん。」
廉「も、もう大丈夫やからええっ」
海「痛い痛い。良い子いい子。」
廉「や…やめてや…」
海人に頭を撫でられて真っ赤な顔の廉。
別に弟が見てても甘えてくれたっていいのに。
俺の弟たちって本当に可愛い。
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作者名：GEN | 作成日時：2023年11月4日 22時
