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紫耀サイド
テーブルの前に座らせて、お粥を置く。
紫「手を合わせてください」
海「ぱっちん」
紫「いただきます」
海「いただきます」
食べさせてあげようと思ってたけど、海人は自分でスプーンを持ってお粥を食べ始めた。
結局ほとんど食べることができ、満足気な顔をしてる。
紫「お薬飲むよ」
海「飲むよ」
いい調子じゃん。
薬を手渡すと自分で上手に飲めた。
紫「お薬飲めて偉いね。」
海「偉いね。」
ベッドに連れていくと、もう眠たくないみたいで寝ようとしなかったから、リビングのソファーに座らせてテレビを観させた。
自分でリモコンをさわっていつものアニメにしてる。
俺は洗い物をしながら海人の様子を見てた。
洗い物を終えたから、海人の隣に座っておでこを触ると、だいぶ熱は下がってそうだった。
紫「海人、お熱測っていい？」
海人の脇に体温計を挟んでやる。
ピピピ…
海「さん、なな、ろく」
だいぶ下がってきてるじゃん。
ようやく治る見込みを感じて安心した。
……
次の日
朝、海人の様子をみると、顔色もよく、すっかり熱も下がっていた。
すやすや眠ってたからそのまま寝かせておくことに。
一応昨日まで高熱があったわけだし、今日は念の為お休みさせる。
廉を起こして朝ごはんを食べている時
海「パッチンします！！」
海人がリビングに来た。
お腹すいたのかな？
紫「お粥まだあるから食べようか。」
海「パッチン！」
紫「はいはい。ちょっと待って、今用意するから…」
お粥を温めて持っていく。
紫「おまたせ。手を合わせてください」
海「パッチン！」
紫「いただきます」
海「いたーだきます！」
元気いっぱいで、お粥もしっかり食べられている。
学校行かせてもいいくらいだな…とも思ったけど、一応会社も今日までリモートにさせてもらえたし、一応様子みとくか。
廉を送り出し、海人がテレビを観ている間に俺は仕事をする。
テレビ観てるというか、踊ってるけど。
かなり元気になってるみたいで安心した。
テレビとダンスに夢中になっててくれてるお陰で俺は仕事がはかどってる。
昼頃になったからご飯を作ることに。
うどんでも作っておくか。
一応おにぎりも握っておく。
紫「海人〜、ご飯できたよ〜」
海「パッチンしまーす」
めちゃくちゃ元気じゃん。
紫「はい。手を合わせてください」
海「パッチン」
紫「いただきます」
海「いたーだきます」
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作者名：GEN | 作成日時：2023年11月4日 22時
