･ ページ8
紫耀サイド
海「ゲホッゲホッ…」
海人が怪しい咳をし始めた…
今夜は寝れなさそうだ…
廉「お風呂気持ちよかった〜」
紫「髪の毛ちゃんと乾かせよ？」
廉「はーい」
海「ふぇぇ…ゲホッ…ゲホゲホッ！」
紫「しんどいなぁ…。」
海「ゲホッゲホッ…ゼー…ゲホッ」
これ、喘息出てるよな…
あんまり酷くなるようなら夜間救急連れていくか…
……
その後、なんとか寝てくれた海人。
朝イチで休日診療やってる病院に連れていく。
廉には申し訳ないけどお留守番していてもらう。
紫「じゃあ、病院行ってくるけど、何かあったら電話してくれればいいからな？」
廉「おん、わかった！」
紫「病み上がりだし、大人しくしとけよ？」
廉「はーい」
紫「じゃあ、行ってくるね。」
廉「行ってらっしゃい〜」
病院に着いて海人の熱を測ると39.1度。
喘息っぽい咳もしてて、俺の腕の中でぐったり。
海「ん〜…ゲホッゲホッ…ゲホッ…ゼー」
紫「苦しいよなぁ。よしよし。寝てていいからな？」
とは言うものの、しんどくて寝れない感じかな…
海「ゲホッ…ゲホッ…ゼー…」
紫「ちょっとジュース飲もうか。」
海「ゲホッ…(フルフル)…ゼー」
ジュースも飲んでくれないかぁ…
しばらく待っていると、診察室に呼ばれた。
案の定軽く喘息が出てると言われた。
インフルエンザの検査は、もはや抵抗する気力も無いのか、されるがまま状態だった。
良かったのか悪かったのか…
結果は予想通りインフルエンザA型。
薬をもらって家に帰った。
紫「ただいま。廉、お留守番ありがとな。」
廉「海人、どうやった？」
紫「インフルエンザA型だったよ。」
廉「そっか…。ってことはさ、あの検査やったん？」
紫「あぁ、うん、やったよ。」
廉「大丈夫やった？」
紫「抵抗する体力なかったからされるがままだったけどね。」
廉「そっか。海人、頑張ったんやね。」
紫「そうだね。」
廉「海人、えらかったね。」
そう言って廉は海人の頭をなでた。
海人も少し嬉しそう。
海人にすぐに薬を飲ませて寝かすと、割とすぐ回復した。
……
次の日には熱も下がっていて、大好きなアニメを観ながらクルクル回ってた。
まぁ、元気なのはいいんだけど、インフルエンザだから、熱下がっても決められた日数休ませないといけないから、俺の仕事は当面リモートワークになりそう。
ま、たまには弟たちとゆっくり過ごすのも悪くないか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し70716号(プロフ) - ありがとうございます！！楽しみにしています！ (10月23日 16時) (
レス) id: a930f0000a (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - 名無し70716号さん» ありがとうございます。もちろんあります。楽しみにお待ちくださいね。 (10月23日 7時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：GEN | 作成日時：2023年10月19日 17時
