KINGの家の風邪物語2 (ページ11)

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紫耀サイド

すごくゆっくりだけど、ほとんど完食した廉。

朝ごはん食べてないからお腹すいてたのかな？

熱を測ると38.6度。

熱は相変わらず高い。

薬を飲ませてまた寝かせる。

食器を片付けてから廉の様子を見に行くと、薬が効いているのかぐっすり眠ってた。

家のことをやったり仕事したりしてたら夕方になった。

そろそろ海人迎えに行かないとな。

一応廉に声だけかけてから行くか。

紫「廉〜、起きてる？」

廉「うん…」

紫「海人の迎え行ってくるけど、何か食べたいものとかある？ついでに買ってくるよ？」

廉「ほんま？じゃあアイス。クッキー＆クリームがええ！」

紫「わかった。大人しく寝とけよ？」

廉「はーい」

海人を迎えに行って、帰りにコンビニに寄ってアイスを買って帰った。

海人はアイスよりラムネが良かったみたいで、駄菓子のラムネを買うと嬉しそうにシャカシャカ振ってた。

紫「ただいま〜」

廉「おかえり〜」

紫「あ、起きてて平気なの？」

廉「ほっぺたは痛いけど身体は楽になったで。…あ、海人にうつしちゃうから部屋出ないほうがよかった？」

紫「あぁ、いいよ、海人も早いうちにうつっちゃったほうがいいから。」

廉「ええの？」

紫「廉がしんどくなかったら、ご飯もリビングで一緒に食べようか。」

廉「おん！」

夕飯をササッと作って、廉にはたまご粥を作った。

紫「ご飯できたよ」

廉「おん！」

海「パッチンします！」

紫「そうだね。じゃあ、手を合わせてください」

海「パッチン！」

紫「いただきます」

廉「いただきます」

海「いたーだきます！(カシャカシャ)」

紫「海人、ラムネはご飯の後ね。」

海「ご飯の後ね。」

紫「ラムネ、置いておくよ。」

海「置いておくよ。」

紫「廉、食べれるぶんだけでいいからな？」

廉「おん！でもお腹すいてるから！」

紫「そっか。」

そして夕飯もちゃんと完食した廉。

海人も完食し、ラムネを食べれるのを待ってる。

海「ラムネ食べます！」

紫「どうぞ。」

廉「俺もアイス食べたい〜」

紫「はい、どうぞ。」

廉「やった〜！……うまっ！」

紫「廉、食べ終わったら熱測って薬飲みなよ？」

廉「はーい！」

ペロリとアイスも完食し、熱を測ると37.6度。

だいぶ熱も下がってきてるな。

ソファーでゲームしてる廉。

治ってきたからってそんなゲームばっかりやって大丈夫か？

紫「廉、まだ治ってないんだから早く寝ろよ？」

廉「わかった〜」