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【紫耀】
落ち着いてるとはいえ、たくさんの機械に繋がれてる姿は痛々しい。
海「あのね…俺、明日手術しないといけないんだって…」
優「おう。」
海「ちょっと難しい手術みたいでさ……俺っ…俺っ…」
勇「うん。」
海「俺…怖いよ……ひっく…」
海人は震える声で恐怖を口にした。
紫「そうだよな。怖いよな。」
俺は海人をそっと抱きしめた。
海「うん…おれっ…みんなにもう……会えなくなっちゃうのかな…ひっく」
廉「そんなわけないやろ！海人は絶対大丈夫や！」
優「海人には俺らがついてる！絶対大丈夫だから。」
海「俺っ…みんなこと好きだからっ…もっと一緒にいたいっ…」
勇「居られるよ。手術は成功する。」
海「怖い……やっぱり怖いよ…」
紫「海人、これ、貸してやる。」
俺は身につけていたお気に入りのネックレスを外した。
海「でも…これ、大事なものでしょ？」
紫「大事だから、貸してやる。これがあれば、どんな困難も乗り越えられる。」
海｢紫耀……｣
紫｢退院したら、返してくれればいいから。｣
海｢……うん。…頑張ってみる…。｣
その日は全員で病室に泊まらせてもらった。
夜中に何度も目を覚まして泣いてしまう海人。
海｢……ひっく…死にたくない…死にたくないよ…ひっく…｣
紫｢大丈夫だよ。大丈夫だから。｣
その度に抱きしめて背中をさすってやる。
廉｢俺らおるからな。｣
優｢安心して眠れよ。｣
勇｢よしよし。｣
……
なんとか朝を迎えた。
紫｢海人、大丈夫だからな。｣
廉｢俺ら、ちゃんと待ってるから。｣
勇｢神様は、乗り越えられる試練しか与えないんだよ。｣
優｢お、いいこと言うじゃん。｣
海｢……頑張ってくる。｣
紫｢海人、またあとでな。｣
海｢うん。｣
そして海人は手術室に入っていった。
手術は何時間にもおよぶ大手術。
みんなで手術室の前の長椅子に座って待ち続けた。
岸くんはウロウロ歩き回ってるし、座ってる神は足が震えてカタカタいってる。
廉は緊張からか、何度も嘔吐いてる。
俺も普段どんなことも緊張しないのに、今回ばかりは緊張がすごくて、下痢が止まらずトイレにばかり行っている。
もちろん、海人は大丈夫だった信じてるけど、こんな空気の数時間、今まで生きてて味わったことない。
ただただ海人が無事帰ってくることだけを信じて待ち続けた。
しばらくすると｢手術中｣のランプが消えてドアが開いた。
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GEN(プロフ) - ミルクんさん» こちらこそ、曖昧な書き方をしてすみません。またリクエストお待ちしてますね。 (10月21日 0時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - きぃさん» ご指摘ありがとうございます。｢できれば｣という曖昧な表現でお願いしているのは、リクエストしてくださる方のお心遣いにお任せするというスタンスをとらせて頂くためです。締切に関してはキリが無くなるので例外ですが…。不快な気持ちにさせてしまい申し訳ありせん。 (10月20日 15時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - リクエストを1人１つというお願いをされていて、守っている人は多いとおもいますが、いくつもリクエストしている方がいらっしゃいますよね。守っている方もいるのに許してしまっていいのですか？これは、良いのかな？と不思議に思ってしまいます。 (10月20日 13時) (レス) id: f058598ea3 (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - ミルクんさん» リクエストありがとうございます。2個目のですが、他グル難しいので、メンバー看病でやらせていただきますね。 (10月20日 0時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - 長めでお願いしたいです💦 (10月20日 0時) (レス) id: e3de0db4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2023年10月19日 1時
