･ ページ15
【廉】
次の撮影場所に到着した頃には俺の膀胱は限界…
紫「海人、体調平気か？」
海「全然大丈夫だって〜ズズッ」
勇「寒くない？」
海「心配しなくていいってば〜ズズッ」
優「このジャケット羽織っておけよ。」
みんな海人のことに気を取られてるのか全然俺に気付いてへん…
どうしよう…もう無理かも…
必死に前をおさえて内股になりながら耐える…
もう動くことすらできへん…
誰か助けて…
【海人】
みんなめちゃくちゃ過保護。
ありがたいけど、本当に平気なんだけどなぁ笑
鼻だけズルズルだけどね。
撮影が、再開するころ、ふと廉の方を見たら内股になりながら前をおさえて震えてる…
そうか、忘れかけてたけど、トイレ今日まだ行ってなかったよね…！
トイレ限界なんじゃ…！？
慌てて駆け寄る。
海「廉、ごめん、トイレ行きたかったよね？」
廉「うぅ…ぐすっ…ぐすっ…」
見るとズボンは色が変わり、足元には水溜まり…
さっき岸くんが貸してくれたジャケットを廉の腰に巻いてトイレに連れていく。
紫「え、海人どうした…？」
海「ちょっと廉とそこのトイレ行ってくる！あ、廉のカバン持ってきて！ズズッ」
紫「え…あ…あ！そういうことか！わかった！」
紫耀は色々察してくれたみたい。
俺は廉と近くの公園のトイレの個室に入った。
廉「海人…風邪気味なのにごめんなっ…ぐすっ…」
海「俺は全然大丈夫だから。寒くない？」
廉「ぐすっ…寒い…っ」
海「これ着といて。」
俺は着てた上着を廉の肩にかけた。
廉「海人が寒くなるやんっ…ぐすっ」
海「大丈夫だから。もうすぐ紫耀がカバン持ってきてくれるから。着替え入ってるでしょ？」
廉「うん…ぐすっ…」
海「大丈夫だからね。」
廉の背中をさすってあげる。
少しすると紫耀の声が聞こえてきた。
海「紫耀〜！ここ！！」
紫「お！おまたせ！はい、これ。」
海「ありがとう！」
紫「海人そんな薄着じゃ熱出るだろ！これ着とけ！」
紫耀が着てたジャケットを俺に掛けてくれた。
紫耀のぬくもりで温かい。
紫「海人、俺代わるわ。お前はあっちで休憩しとけ。」
海「え、俺大丈夫だよ。」
紫「いいから！廉の為にもお前は休んでおけ。」
海「…うん、ありがとう。じゃああとよろしくね。」
紫耀に言われて俺は仕方なくみんなのもとに戻った。
紫耀が事情を説明してくれてたみたいで、みんな知ってた。
とりあえず廉の着替えが終わるまで休憩。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
GEN(プロフ) - ミルクんさん» こちらこそ、曖昧な書き方をしてすみません。またリクエストお待ちしてますね。 (10月21日 0時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - きぃさん» ご指摘ありがとうございます。｢できれば｣という曖昧な表現でお願いしているのは、リクエストしてくださる方のお心遣いにお任せするというスタンスをとらせて頂くためです。締切に関してはキリが無くなるので例外ですが…。不快な気持ちにさせてしまい申し訳ありせん。 (10月20日 15時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - リクエストを1人１つというお願いをされていて、守っている人は多いとおもいますが、いくつもリクエストしている方がいらっしゃいますよね。守っている方もいるのに許してしまっていいのですか？これは、良いのかな？と不思議に思ってしまいます。 (10月20日 13時) (レス) id: f058598ea3 (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - ミルクんさん» リクエストありがとうございます。2個目のですが、他グル難しいので、メンバー看病でやらせていただきますね。 (10月20日 0時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - 長めでお願いしたいです💦 (10月20日 0時) (レス) id: e3de0db4ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：GEN | 作成日時：2023年10月19日 1時
