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【廉】
このまま俺が帰るまで寝られればええけど…
そう思ってたけど、どうもそう簡単にはいかなかったみたいや。
海「ん〜…はぁ…はぁ…」
廉「海人、大丈夫か？」
海「ん〜…気持ち悪い…」
廉「吐きそうか？」
海「わかんない…」
廉「ナースコール押すな？」
ナースコールを押すと、すぐに看護師さんが来てくれた。
ピンクの容器を持ってきて、海人の背中をさすってくれてる。
看「大丈夫ですよ〜。」
海「うぅ…おぇっ…うぇっ…」
看「ゆっくりでいいですよ〜。」
海「うっ…げぇぇ…げぼっ…はぁ…はぁ…もう…大丈夫です…」
看「1度お熱測りましょうか。」
看護師さんは体温計を海人に挟むと容器を片付けに行った。
廉「海人、大丈夫か？」
海「気持ち悪いのは…落ち着いた…」
ピピピ…
ガラガラガラ…
看「お熱測れました〜？体温計もらいますね。」
海「ゴホッ…はぁ…」
チラッと体温計を見ると、40度をこえていた。
看「主治医の先生に相談して、解熱剤入れますね。」
そう言うと看護師さんは出ていった。
廉「海人、しんどいなぁ。」
海「うん…俺…治るのかな…」
廉「何言ってんねん。治るに決まってるやん。」
海「うん。」
少しして、薬を持って看護師さんが戻ってきた。
手際よく点滴に薬を入れていく。
看「また何かあったらいつでも呼んでくださいね。」
廉「ありがとうございました。」
【海人】
薬が効いてきたのか、ほんの少し身体が楽になった気がする。
そしてあっという間に面会時間が終わりになった。
廉「ほな、また来るな。」
海「帰っちゃう…よね…？」
廉「おん…大人は付き添いで泊まられへんからな。」
海「だよね…。またね。ありがとう。」
廉「ん？…おう。」
夜は1人だって分かってたことだし、変なこと言って廉を困らせたくないのに、どうしても寂しくて…
気付いたら涙がポロポロ流れてた。
廉「海人ぉ、どうしたぁ？」
海「なんもない…」
泣きたくないのに…
涙は全然止まらない…
廉「寂しいんやろ？」
海「ん…大丈夫…」
廉「無理せんでええよ。」
海「でも…面会時間…」
廉「寝るまでおったる。」
海「そんなことしたら…廉怒られちゃう…」
廉「見つからんようにこっそり帰るから大丈夫やって。」
海「んふふ。ありがとう。」
廉「気にせんと寝ちゃい？」
海「うん…。」
消灯の時間になって電気が消えた。
廉がいる。
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GEN(プロフ) - 奏多さん» 順番に書かせていただきますね。ありがとうございます。 (10月25日 4時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - リク消化お疲れ様です！前回も沢山答えてくれてありがとうございます！早速ですがまたまたリクエスト失礼します！岸くんの過呼吸ネタがみたいです！みんなに介抱されて血行繰り返しちゃうタイプなやつがみたいです！！ (10月25日 1時) (レス) id: 91b56381ed (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - Sayakaさん» お返事ありがとうございます。承知しました！ (10月20日 15時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
Sayaka - 廉君の年齢ですが書きやすい方で大丈夫です。よろしくお願いします。 (10月20日 12時) (レス) id: f058598ea3 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - シェアハウス設定でお願いします (10月19日 6時) (レス) id: fcf56b2411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2023年9月30日 8時
