愛を信じてる

【＊日常＊】 ページ3

目覚めたらカーテンが風にそよいでる。



窓からは新鮮な朝の木漏れ日、


輝かしい太陽の光が私に降り注ぐの




時計を見たら八時を過ぎていて、
制服のリボンを結んだら大好きなママに「行ってきます」って言うの




いつも学校には遅刻しちゃって先生に怒られちゃう。


廊下に立たされて親友とじゃれあって、
一緒にお弁当食べたりとっても楽しいの




授業が終わったら皆でケーキを食べたり、
パールのネックレスに目を輝せて、

ゲーセンに寄ったり凄く充実してる。






皆でいる時、私は世界一恵まれた女の子なのかな?なんて思ったりして。



家に帰ったらママに追い出されて、
ずっと泣きっぱなし。


弟にも馬鹿にされちゃってさ、夕ご飯無しは凄く辛いの!




部屋に戻って宿題をしようって思ったけど、

もうその時にはベッドですやすやと眠ってるわ




それでまた明日がやって来て、
今日と同じ時間を過ごすの。




私は『普通の女の子』でいたい




何にもかわりない日常を過ごしたい。




そう願ってまた布団に潜り込む。









「何で早く起こしてくれないのよ〜!ママのばかぁ〜!」





昨日と同じように起きたら、
遅刻しちゃった。



道端で素敵な出逢いを願ったら、
猫がいたの




バンソーコーを剥がしてあげたら

お礼もしないでどっか行っちゃった



あげくの果てにはテストで赤点取って、
先生に馬鹿にされちゃった!



もうやんなっちゃう…








でもね、きっと家に帰ったら素敵な出来事が起こるんじゃないかって思ってるわ




例え、怪物と戦う事になっても私は女の子をやめないわ




だって、私が私でいる事が







日常なんだからー…

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