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城に戻ると、フーム達が上のベランダで手を振っていた

「おーいA、これから俺達天体観測するんだ!」

「あなたも一緒に見ない?」

「ぽよっ!」

『...ウン』
天体観測に誘われるなんて、初めてかもしれない。

『チョット待ってて...
ヨット、』

伸ばした三つ目の手をベランダの淵に引っ掛け、一気に上へと上がる

「てっきり飛んでくると思ったよ...
あれ、飛べるんじゃないのか?」

ワタシの浮いている手と胴体を見て、ブンが指摘する。

『飛ぶノにも限界がアルんだヨ。』

「へぇ...」

私が上手く魔術を使えたら、そんな問題は解決するのだが。

空を見上げると、宝石の様な星々がそこらに散りばめられていた。

『天体観測なんて、イツぶりダロウ...
いっつも自分の星しか見てナカッタから、新鮮ダナァ。』

「そーいや、Aの星見たいに技術が発展した星って自然は残ってるのか?」

『大抵の星は残ってないかもネェ。
ワタシの星は、火山の熱のせいで草木が生えないダケなんだけど。』

「やっぱりごみ問題とか深刻なのかしら?」

『それは高い水準で解決してるトコロと、しなくても大丈夫なトコロがアルヨ。
もともと生物が住み着いて無い星もアルからネ。』

しばらく夜空を眺めながら星について話していると、望遠鏡を覗いていたカービィが何か伝えに来た

「ぽよぽよ、ぽよ!
A、ぽよ!」

『ドウシタノ?』

何か指差しているので良く見てみると、宇宙船の様なモノが一瞬通過した。

「どうしたんだカービィ?」

「何も見えないわよ?」

宇宙船を見てワタシを呼びに来たのは、ワタシがこの星の者では無いことを分かってるんだろうか。

...いやいや、深読みし過ぎだろう。
頭の中で推測が飛び交う中、カービィとフーム達は見えた、見えない、で少し揉めていた。

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設定タグ:星のカービィ , アニメカービィ   
作品ジャンル:アニメ
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東方&カービィラブ - いえいえ、こちらこそこんなに素敵な作品を作っていただき感謝しています!続編...!?大変だとは思いますが、少し楽しみです。夢主ちゃん可愛いですね!画力があって羨ましい...!引き続き応援させていただきます。 (2018年6月30日 22時) (レス) id: 17342e30fb (このIDを非表示/違反報告)
ステラテス(プロフ) - 東方&カービィラブさん» 初めの頃から見て下さりありがとうございます。この流れだと続編まで行きそうですかね…?夢主のイラスト、投稿しておきますね。 (2018年6月23日 22時) (レス) id: 6d5110580c (このIDを非表示/違反報告)
ステラテス(プロフ) - コハクさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。優しいお方なのですね。その声掛けが1番嬉しかったです。 (2018年6月23日 22時) (レス) id: 6d5110580c (このIDを非表示/違反報告)
東方&カービィラブ - うわぁ...続きが気になります〜!これからも応援してますね。 (2018年6月23日 20時) (レス) id: 17342e30fb (このIDを非表示/違反報告)
コハク - 続いてくれて、嬉しいです。無理しちゃダメですよ。応援してます。 (2018年6月16日 1時) (レス) id: 8996be223c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ステラテス | 作成日時:2018年1月7日 4時

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