166話 ページ40
雛羽side
あぁ、可哀想に。
こんなところに連れてこられて、大切な友達を失ってしまうなんて。
けれど、あともうちょっとだ。
あともう少しで
彼女は私のお気に入りだ。
だからこそ、念入りに壊さなければ。
私の元から離れられないように…な。
そうだ、あかりのところへ行くまで、私のお話をしてあげよう。
昔はよく聖人だとか聖女だとかって言われてたんだ。
何をしても怒らなかったし、手より先に解決法を考えてたからね。
ま、それは表だけの話だ。
裏はどす黒くて聖人と言われるよりかは悪人と言われる方が似合ってただろう。
殺|人への抵抗も無かった。
というか、そもそも犯罪がダメな理由を分かっていなかった。
聖人様は自分がされたら嫌でしょう？という。
別に嫌じゃない。
殺されたって構わない。
どっちかって言うと殺してほしいぐらいだ。
聖女様は自分を愛するように隣人を愛せという。
自分を愛せないのに他人を愛せるわけがない。
な？こう考えるとバカらしいだろ？
私から見たらこうだってだけだがな。
さ、あかりの部屋についた。
どうせ、眠っては居ないだろう。
雛羽「あかり、入るぞ」
あかり「…雛羽…」
だいぶ、疲れてるみたいだな。
こういうときこそ、堕とすには丁度いいんだがな。
雛羽「あかり、大丈夫かい」
あかり「…」
俯いた。
ま、大丈夫な訳ないか。
かなり情緒不安定だな。
まぁいい。
雛羽「あかり、私がとっておきのものを作ってやる。ちょっと待っててくれ」
とっておきって言ったって、ホットミルクだけどな。
ホットミルク、飲むとよく眠れるんだよ。(
ちゃんと、誰か来ても入らせないように扉の鍵は閉めた。
雛羽「これ飲んで落ち着け」
あかり「ありがと…」
雛羽「あかり、インクに何を言われたんだい」
優しく背中をさすってそう聞く。
いやまぁ、聞いてたから知ってるけどさ。←
あかり「…ただの人間だって…私はただの人間だって言われて…」
う〜ん、まぁ事実だしな。←
設定上そうだし。
あかり「もう、どうすればいいのか分からない…」
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桜餅(プロフ) - あ、同士だった。動作ってなんやねん我 (2020年3月15日 16時) (
レス) id: 74d272ea2b (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - れいんさん» わあぁあコメントありがとうございます！桜餅ことキハクです。お主…動作の匂いがするぜ… (2020年3月15日 16時) (レス) id: 74d272ea2b (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - へっ！？メアノール！？MARENOL,,,,大好きだからうれしい！！ (2020年3月14日 17時) (レス) id: bb7c1ee30e (このIDを非表示/違反報告)
キハク（零）(プロフ) - 164話の途中まで嗚呼とかめっちゃ良かったのに最後クソがって言ったのは私がそれ好きだから。うん。なんかいつも上品なのに偶に口悪いやつ私好みだから凄い書くときたのちいわ (2019年11月22日 18時) (レス) id: e7615a3621 (このIDを非表示/違反報告)
フリキャラ(F・C)(プロフ) - やめるのか…(´-ω-`)まぁ仕方ないか。うん…（凄い落ち込み）骸音シーエ少し知ってる…（なんて言えばいいのかわからずじまい）すいませんでした (2019年10月27日 18時) (レス) id: d754ec4677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラウィン&信玄餅＆キハク | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年9月10日 20時
