２次元の彼らは３次元にやってくる[UTAU]４

１５４話。 ページ26

＿？？室

キハク「シロナ、何で私にこれを頼んだの？｣



シロナ「だって……キハクがやれば、楓もキハクが悪いって思って、私を悪く言わないし、楓ちゃんが全AU破壊をしたら守護者達動くでしょ？その後私が犯人だって知った時の絶望の顔見たいんだよね……後1つでもAU破壊した後私がそれを楓ちゃんに向かって言ったらどんな顔するんだろ…って言う理由かな？」



キハク「うっっわ趣味わっる……」


シロナ「でも協力してるあんたもアレじゃない？」



キハク「それにしても楓ちゃん今何処にいんの？？」


シロナ「んー……freaktaieとか？」



キハク｢嫌有名なとことか行きそうじゃね？Underfellとか」


シロナ「確かにー」


キハク「あ、楓ちゃん起きたみたい！行ってくるね。」



シロナ「はいはーい。……ふふ、本当に楽しみ。」



キハクside


あいつの趣味わっっっっる！！！



キハク「はぁー……一緒に居るだけで吐き気が……」



楓「その前にこの鎖、解いてくれない？？？」



キハク「そしたら君逃げ出すでしょ？まあ出口なんてないけど。」



楓「ﾁｯ……」



キハク「楓ちゃん……君、今からAU破壊しに行くってのに全然張り切ってないね？？」



楓「張り切るも何もないでしょ。てかAU破壊してもあんたに得なんて何もないんじゃ「あるよ」はぁ！？」


キハク「実験の結果が取れれば私はそれでいい。失敗に終わってもね。人類も望む事をしているだけだし、ある人も君の……おっとこれ以上は言えないな。」


楓「人類の望むこと？AUの破壊が？何言ってんの？？」


キハク「同じ事をしている人類が何を言ってるの？？」


楓「はぁ！？」



キハク「だって君達だって自然破壊、同じ種族を殺 す、動物を殺 す、それと同じくらいの事をしてるだけ。だから同じ事なんじゃないの？」


楓「あんた頭狂ってんじゃない！？1つのAUを破壊するのがちょっと悲しい事じゃ済まされない位大きい事を知らないの！？」



キハク「じゃあ人間もさ、1つの命がどれだけ重いか知らないじゃんか。当たり前の様に死にたいだとか死 ねとか言うのに、それで命を捨てたあんたも分かってないじゃん！！」



楓「っ……」



キハク「AUが破壊するのが悲しいなら、辛いなら、先ず命の重さを理解し、そして自然破壊を辞めろ。生きる為？脳あんだろうが、それをしなくても生きる方法位考えられるだろ？」



楓「っあんた」



キハク「もういいや。バイバイ。楓チャン。」

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