２次元の彼らは３次元にやってくる[UTAU]3

111話！1が多いなぁ…もっちーを遠慮なく飛ばす砂糖★ ページ26

四季Side。


天音が消えた。


あれ…天音って名前、聞いた事ある。


四季「人形達、もういいよ」


取り敢えず、私は人形達の攻撃を止めた。



あ「楓…？」


四季「……あかり、どうしたの。｣


私の声は狂った様な声では無かった。

優しい。そんな声。


自分で言ってもあれだけど。


あ「楓……」


四季「ごめんね、あかり。」


あ「楓……？」


四季「僕、君達の事を沢山傷付けて、攻撃したり、〇そうとしたりしちゃった。」


インク「楓ちゃん……」



四季「勝手に居なくなったりしたり、勝手に死んだりしてごめんね。今まで沢山迷惑を掛けたのに、更に迷惑を掛けたんだ。」


あ「もう良いよ。楓。」


四季「でも、君達はまだやる事があるでしょ？」


インク「ん……？やる事？」


四季「雛羽を救う事だよ。多分だけど、雛羽の体を使ってる人は君達を〇す気だ。しないと本人は言ってるけど……Charaは雛羽と約束をしてないからね。多分Charaに君達は〇される」


あ「結構やばいじゃん！」


四季「でも、この空間から出るには条件があるんだ。」

あ「どういう条件なの？」


四季「僕の存在を……皆から忘れられて消える事。そうすれば、出られる。」


エラー「そんなの……」


四季「無理だから言ってるんだ。君達に迷惑を更に掛けるのはこういう事なんだ。」



あ「四季はどう思ってるの？」


四季「僕は……君達とまた仲良くしたい。忘れられたくない。皆を信じたい。裏切られたくない。否定されたくない。」


あ「そっか」


四季「…ん？何か空間が歪んだんだけど…」


あ「あ、入口と同じだ。」


四季「多分、あれが出口だと思うよ。」


あ「じゃあ行こっか！」


四季「うん、バイバイ。」


あ「何言ってるの？四季も行くんだよ？」


四季「えっ…？…………うん、行こっか。」

　

インク「また四季ちゃんとアイス食べたいよー」


エラー「雛羽を救うのが先だろ」


あ「インク目的忘れてるーw」


四季「早く出ようよ。」


*空間が幸せな世界の一部になりました。

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