２次元の彼らは３次元にやってくる[UTAU]3

102話！　ここまで来たんだね…！！(クラウィン) ページ17

雛羽side
「＿＿＿！＿＿＿＿！！＿＿＿！」

誰かが私を呼んでいる。
それに答えなければいけないのに。
声を出すことも目を開くことも体を動かすこともできない。

「＿＿＿。＿＿＿？」

何かを言ってるのはわかる。
それなのに、私は何もできない。

水の中に入ったみたいに息ができない。
辛い、苦しい、痛い。

雛羽「…タス…ケ…テ」

そこで私の意識はまた無くなった。



foolside
「あれ、君はだぁれ？」

家に知らないひとが居るって怖いよね！
不法侵入だよ！←
僕は殺人罪だけど！←

？「僕は天音だよ！君がfool？」

「へぇ、僕のこと知ってるんだ。天音 楓…サン」

天音「楓はいらないよ！天音って呼んで！」

「断る」

こいつは楓なんでしょ？
なら、ここに居させる気はない。

あーあ…折角気分がよくなってたのに。

天音「えー、なんで？」

「とうとう、考えれなくなったの？得体の知れない誰かをここに置きたくないの」

天音「得体の知れない誰かだなんて酷いなぁ」

「…ほら、お迎えが来たよ。とっとと行って」

僕は指差した先にはあかり達が居た。
はぁ、最悪だな。









*地獄まで残り二日と十時間四十三分。

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