熱くなって、また冷めて。 ページ25
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Aside
影山のすごいところは何かと言われると色々な言葉が出てくる
サーブの威力、トスの精密さ、レシーブもスパイクもきっと普通にうまいだろうし。
元から備わってる才能と身長なども挙げられる
でも私が一番評価したいのは『』
田中「チワッス!」
坊主頭の…田中先輩。
先輩方と翔陽、影山が挨拶を返している。私も遅れないようにしないと
A「こんにちは。…田中先輩、でしたよね?」
田中「?なんで俺の名前………アッ!!」
そこで澤村先輩たちもなにかを思い出したような素振りをしだした
…あの試合を思い返してくれたのだろうか
田中「おー、お前ら3人とも烏野かぁ!」
日向「?」
澤村「俺たち、あの試合観てたんだ」
3人「アザッス!/ありがとうございます」
良く跳んでガッツのあるやつと翔陽は、冷静に分析して指示のできる監督と私は褒められ。
またもお礼を言っていると、
日向「小さくても俺はとべます!烏野のエースになってみせます!!」
…大きく出たわねぇ
早速先輩に絡まれだした翔陽を見守りながら影山にちら、と目線をやった
がんばります!と言いかけた翔陽に被せて一言。
影山「お前、エースになるなんて言うからにはちゃんと上手くなってんだろうな?」
凍り付く体育館。
まあ影山の言いたいことは分かるけれど、やはり感情が味方したのはずっと仲間だった翔陽だ
影山「ちんたらしてたらまた3年間棒に振るぞ」
A「…言わせておけば言いたい放題言いやがって。言葉と話題を選ぶセンスが皆無ね」
内心ではきっと褒めてる。翔陽の身体能力とそれらを操るセンス、勝利への貪欲さを。けど。
一睨みすると影山はすこしピクリと身体を震わせたけど、どうやらこれはアイツにとっても譲れない話題らしい。
日向「俺だって精一杯…!」
やったんだ。
そう、精一杯やることをやってきたんだ、私も、翔陽も。
精一杯やった結果があの敗北。
___でも、
脳裏にあの試合に出てくれた5人の顔が浮かぶ
日向「でも!今までの全部……全部無駄だったみたいに言うな!!!」
そうだ。
翔陽が口に出してくれたおかげで私の心のわだかまりはとけた。
そこで冷静になる
私たちは同じ高校のバレー部に入った。それはつまり今は仲間になったということで。
同じことを澤村先輩が説いてる
…あとで謝りにいこう。
だって。
この2人は、もう止まらないだろう
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御子柴(みこしば)。(プロフ) - 鏡さん» コメントありがとうございます!ずっと更新停止状態だったのでがんばります…! (2020年8月25日 19時) (レス) id: 8b09ea4f12 (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2020年8月15日 20時) (レス) id: 37e8b92374 (このIDを非表示/違反報告)
新橋浅葱(プロフ) - 京陽竜さん» いえいえ、こちらこそ描かせて頂き有難うございます。楽しかったです(*^^*) (2018年4月13日 17時) (レス) id: edfaf732fa (このIDを非表示/違反報告)
京陽竜(プロフ) - 新橋浅葱さん» ありがとうございます〜! ぜひ紹介させていただきます! 本当にありがとうございました(*´▽`*) (2018年4月13日 15時) (レス) id: 0c7e83fa2a (このIDを非表示/違反報告)
新橋浅葱(プロフ) - 京陽竜さん» 喜んで貰えて良かったです。 イラストはどうぞご自由にお使いください。 (2018年4月13日 12時) (レス) id: edfaf732fa (このIDを非表示/違反報告)
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