【ハイキュー!!】※＿＿＿雪ヶ丘中出身“完璧"烏少女にご注意下さい※

特別な言葉。 ページ8

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Aside


？


いきなり何言ってんの？


王様も驚いてるよ？


私がいきなりの翔陽の言葉に1人混乱していると、またもや翔陽が爆弾を投下



日向「マネージャー業も、コーチも、監督も、全部1人でこなしててすげぇと思うし、おれらのために必死になってくれるAが！おれは好き！」



は？


え？今、最後、コイツ、なんて……


今尚焦っている私を見かねて一言



日向「あ、告白とかそういうんじゃなくて！」



ああ、そうよね。翔陽だもんね


っていうかあの流れで告白なんて普通あり得ないから…


翔陽の励ましのお陰で少しだけど自信がもてた私はお礼を言って、王様くんに宣戦布告だけして違う水道まで走った


「試合は簡単に勝たさないから覚悟してね？」っつってなー笑



in体育館



A「ごめん、遅くなった。翔陽は？」


関向「あっちでアップとってる」


A「ん。ありがと」



軽く礼を言ってから翔陽に近づく



A「翔陽」


日向「何？」


A「今日も勝ってね」


日向「…一緒に戦ってんのはAもだろ！なら 勝ってね じゃなくて 勝つぞ って言えよ」


A「………！」



悔しい。翔陽には何でもお見通しな気さえしてくる


いつもは馬鹿で、頼りなくて、ガキのクセして。こんな時だけすごくかっこいい


翔陽に言われたら何だか自分の中のモヤモヤが溶けるような感じがする


今回もそう。私が勝たせられる自信がなくなった今、あんなこと言ってくる


＿＿＿私だけ諦めるなんて出来なくなるじゃない


なんてちょっとアツくなったり



A「…………おバカのくせに」


日向「うっ…な、なんだと！」





A「………翔陽」


日向「………何だよ」





A「今日も勝つよ。一緒にね」


日向「おう！！ 当たり前だ！」



自分だって不安なことあるはずなのに、アンタはいっつも私の中の汚いものや黒いものをすくい取ってく


言葉にこそしないけど感謝してる


多分それも分かってるんだろうな、なんて思ったり。



A「じゃ、みんな集まって。作戦とか最終チェックするよ」



今度は私が、アンタたちを支えるから


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