検索窓
今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:22,880 hit

第128話 ページ31

おうちナウ。




コスモスはいないよ。





たぶん、藍に何か言ってるんだと思う。




「ただいま〜。」




そんなこ考えているうちに、コスモスが帰ってきた。





「真昼。めっちゃ混乱してたぞ。」






「やっぱりかー。」





ソファ亜の上にあるクッションを抱きしめ、一人もだえる私。




ちょっとだけ顔をあげてみると、面白そうな目で私を見るコスモス。





ちょっとひどいよ。





「ん?どうした。」




私の視線に気が付いたのか、コスモスが隣に座った。





「別に。



真昼と、何話してきたのかなって思ってさ。」




「私が、0番目の真祖ってことだけ話してきた。




お前のみの上起こったことは、お前が説明しな。」




コスモスの目は、真剣だった。




コスモスは、人の気持ちをよくわかってる。



何がダメで何がいいのか、ちゃんと理解してる。



私にはなんだかさっぱりわからないけど、




私よりも何倍も生きてきたんだから、わかるんだろうな。






「うん。」




本当は、言いたくない。



話したくない。




私の口からは、話したくなかった。



出来れば、コスモスとか、藍とかに話してもらいたかった。




でも、これは、



ちゃんと私が言わなきゃいけない。



それは、わかってる。




真昼は、どんな反応をするのかな。

第129話→←第127話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あき | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年6月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。