第128話 ページ31
おうちナウ。
コスモスはいないよ。
たぶん、藍に何か言ってるんだと思う。
「ただいま〜。」
そんなこ考えているうちに、コスモスが帰ってきた。
「真昼。めっちゃ混乱してたぞ。」
「やっぱりかー。」
ソファ亜の上にあるクッションを抱きしめ、一人もだえる私。
ちょっとだけ顔をあげてみると、面白そうな目で私を見るコスモス。
ちょっとひどいよ。
「ん?どうした。」
私の視線に気が付いたのか、コスモスが隣に座った。
「別に。
真昼と、何話してきたのかなって思ってさ。」
「私が、0番目の真祖ってことだけ話してきた。
お前のみの上起こったことは、お前が説明しな。」
コスモスの目は、真剣だった。
コスモスは、人の気持ちをよくわかってる。
何がダメで何がいいのか、ちゃんと理解してる。
私にはなんだかさっぱりわからないけど、
私よりも何倍も生きてきたんだから、わかるんだろうな。
「うん。」
本当は、言いたくない。
話したくない。
私の口からは、話したくなかった。
出来れば、コスモスとか、藍とかに話してもらいたかった。
でも、これは、
ちゃんと私が言わなきゃいけない。
それは、わかってる。
真昼は、どんな反応をするのかな。
25人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ