女神アウロラ１ ページ39
「家の前にRX-7が停まっていたから、何かあったのかと思って…」
小さな名探偵が息を切らしてやってきた。
「ボウヤは相変わらずカンが良いな」
昴は少し呆れたような笑顔を見せる。このカンの良さに何度冷や汗をかかされ、そして助けられただろう。
昴は安室の方へ視線を向ける。
どうやら思ったことは同じだったようで、彼の顔もまた何とも言えない複雑な笑みを浮かべていた。
「大学で拉致されたの？！」
やはりコナンも、さくらが大学の敷地内で簡単に拉致されてしまったことに違和感を持ったようだ。
「わざと拉致されたのか、もしくは抵抗できない何かがあったか…」
安室は考えられる選択肢を二つ上げた。
「わざと…ならば、早い段階でGPSをONにするはずです。
犯人が素人だとしてもスマホで足がつくのは分かる。
真っ先に自分のスマホやバッグは処分されると気付くはずですから」
「たしかに」
安室が納得したようにつぶやいた。
「じゃ、じゃあ抵抗できない何かがあったって事？
それをどうにかしなくちゃ、さくらさんは行動を起こせないって事だよね？」
コナンが腕を組んで考え込む。
「……東都大の構内で拉致された……ん？」
「どうしたんだい、コナンくん？」
コナンが何か思いついたようなそぶりを見せたので、安室が声をかけた。
「え？ あ、うん…。
今日そういえば学校にも東都大の学生さんが来てたなぁと思って」
安室と昴はコナンに歩み寄り、膝をついて視線を合わせた。
「以前から校長先生が声をかけていたらしいんだけど、いつも大学の試験と重なっちゃって来れないんだって。
でも今日は時間が出来たから、読書週間でもないのに女の学生さんが一人来たんだよね」
(あの女子大生…どっかで…)
コナンの中で何かが引っかかる。
(どこだ？ どこで会ったんだ？ 思い出せ…)
ここ数日の出来事を記憶を頼りに辿っていく。
「ッ！」
「ああっ！ 思い出したッ！！」
突然コナンが叫んだ。
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aki(プロフ) - レムさん» ありがとうございます！レムさんも色々な方のお話をたくさん読んで研究すれば、きっと書けますよ。 (2021年4月4日 17時) (
レス) id: 7b3007e7f7 (このIDを非表示/違反報告)
レム - akiさん» とても作品上手です・・ (2021年4月4日 16時) (レス) id: 59a18b3b65 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - はちみつさん» はちみつさん！いつもありがとうございます♪続編はちょっとドキドキがあるかも…です(笑)私も気合い入れて書きました。お楽しみに〜！ (2021年3月17日 16時) (レス) id: 7b3007e7f7 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - レムさん» 劇場版をどう書くかは色々方法が有ると思います。私は純黒のその後ーという形で使いましたし、他の方のを拝読すると、劇場版の物語に上手くご自身のキャラを織り込んだ小説も有りました。是非上手な方の小説を読んで手法を真似てみるのも良いと思いますよ。 (2021年3月17日 16時) (レス) id: 7b3007e7f7 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ(プロフ) - いつもワクワクするお話ありがとうございます！！続編も変わらず応援しています！！ (2021年3月17日 13時) (レス) id: 47bbcb1aa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aki | 作成日時：2021年1月27日 10時
