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「卯月...？」
コンビニに着いてすぐ、コーラ買うね！と言うたろちゃんとは別行動。
私はお目当のアイスコーナーに向かった。
すると後ろから耳馴染みのある心地いい声が私の名前を呼ぶ。
この声は...！
こんなところで会えると思わなかったからあまりにも嬉しくて。
くるり、と勢いよく振り返るとやっぱりそこには思い浮かんでいた人がいた。
『せんせ！...と、奥さん、？』
だけどそこにいたのは先生だけじゃなくって。
可愛らしい女の人が先生の腕にピトリとくっついていた。
..こんなに暑いのに。
「あぁ、そう、」
先生がチラリと女の人を見ると、嬉しそうに2人して微笑んでみせた。
あぁ..せっかく学校以外で会えたのに見たくもないもの見ちゃった。
本当に奥さんいたんだ、
ってわかりきってる事実もいざ目にすると意外としんどいんだね。
「それよか卯月、お前こんな時間にそんな格好で何してんの」
『アイス買いに来たんですよ』
「制服着て1人で？」
「危ないだろ」
あーいや、
って否定する前に言葉が続くものだから先生私のことそんなに心配してくれるんだ、って嬉しくなっちゃう。
でも、まぁ1人じゃないのは1人じゃないから訂正しようとしたら先生の後ろの角から見知った顔。
...タイミングよ。
慎「A決まった？..ってあれ知り合い？」
『あー、たろちゃん...』
「は？」
後ろから聞こえる声に振り向くと、これまた制服姿の教え子がいるものだから変な声をあげた先生。
「はぁ？森本じゃん。
マジでお前ら2人して何してんの。」
慎「うっわ、松村じゃん！
え、しかも隣奥さん？？」
「卯月と同じこと言わないでくれる？」
慎「えーー、ってか......
っ、Aアイスまた今度！帰るぞ！！」
いきなりその言葉を先生に投げつけて、そのまま私の手を取り走り出すたろちゃん。
自分の手に持ってたコーラも急いで棚に戻してコンビニから飛び出した。
後ろからは、おい！！って私たちに向かって叫ぶ先生の声が聞こえたような気がする。
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ミナ(プロフ) - yuuuuuukaさん» コメントありがとうございます^ ^完結までまだまだありますので変わらず応援していただければ幸いです(^^)v (2020年8月24日 0時) (
レス) id: 265878ec51 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - じゅりのぺんぎんさん» ありがとうございます！高校2年生編ではまたまた一悶着ふた悶着あると思うのでお楽しみにしていてください〜！ (2020年8月24日 0時) (レス) id: 265878ec51 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 宏凪さん» お返事遅くなって申し訳ないです..！更新ペース遅いですがこれからもご愛読いただければ何よりです(*´-`) (2020年8月24日 0時) (レス) id: 265878ec51 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ここあさん» お返事遅くなって申し訳ないです！ありがとうございます〜！これからもよろしくお願いします^ ^ (2020年8月24日 0時) (レス) id: 265878ec51 (このIDを非表示/違反報告)
yuuuuuuka(プロフ) - ミナ様の作品どれも大好きです。更新楽しみにしています。これからどういう展開で完結していくのかワクワクしてます！更新頑張って下さい！ (2020年8月23日 22時) (レス) id: 8fc0637993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2020年7月29日 0時
