いきなり異世界に飛ばされたんだが！？第一章 (ページ4)

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4話　理解できんよ？ページ4

「異世界に行って欲しい。」

へ
ん？ちょっと待って、コノヒトオカシナヒトイッタヨネ。

『どういうこと？』

目力で行くぜ！

『知るか』

「すいません校長。理解致しかねます。」

「だろうな」

なら言わないで！？今僕じゃなくて俺かなり困惑してる。っていうか今までで1番困惑してるんじゃないかな！！？？

「いきなり異世界など漫画のようなことを言われて理解できるものがいたら驚きだね。安心してくれ。ちゃんと今から説明する。」

ちゃんと説明して下さいィ

「実はこの世には二つの世界があるんだ。一つ目はここ、通界。そしてもう一つは魔界。通界では何も起こらない魔界よりも凡人なものが集まった世界だ。まぁ稀にとてつもない人間もいるが。魔界はとてつもない才能を持った者がいる世界だ。そのようにしてこの世は成立している。しかし近年魔界にいる魔物が増加していてな。いつ破滅してもおかしくない状態なんだよ。」

なんかすごい壮大な展開になってますけどぉ！！え、これって僕がいても大丈夫なやつ？

「あまり信じ難いですがそれが誠だとした場合。我々に何が関係あるのでしょうか。」

「君たちはもともと魔界のものだ。」

は？

「君達の両親は最強なのだよ。最強だから故に命を狙われた。だからこちら側の世界に飛んできた。君たちの命が危ないからね。そして君たちが離れることのないようある魔術をかけた。君たち。1km以上お互い離れたことはあるかい？」

「ないですが」

「やはりな…君たちは魔界に行く方がいい。いや、

行くべきだ」

ﾄﾞﾝ!!!

「先生。いらないことを仰らないでもらえますでしょうか。」

「優良！？」

「おっと。目が覚めたかい？」

「覚めたも何もあなたが私を封印し人格を作らせあなたが封印を解除したんでしょう。」

「それは言ってはいけないよ」

「琉藍。逃げるよ。」

「はっ！？」

「憂麗！！今から魔界に行く！避難だよ。」

『了解』

「琉藍、しがみついて。」

ギギギ……ﾄﾞﾝ!!!

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どうもcrisisです。次回からは何sideか書きます