あの殺人鬼は教授の妹らしいです…………は？【wrwrd、軍パロ】

起床ｯ！！ ページ7

[お前はなんでこんなことも出来ないの！]

うるさい
必死に耳を塞ぐ

[エーミールはこんなにいい子なのに]

【お母さん止めて！俺がやったんや！】

お兄ちゃん違うで、私のせいなんや。私が生きているから悪いんや。私が生まれて来たから悪いんや


何で私は愛されないんや？
それよりアイって何？
私は幸せになったらいけんの？

痛い。怖い。辛い。気持ち悪い。



『あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ｯｯｯｯいやぁっ！』

em「A！？どうしたんや！？」



声が聞こえる気がする。
でも聞こえない。聞きたくない。



『助けてや！神様ｯ！どうか私を！お兄ちゃんを！私達の運命を救って下さい！！お……ねがい…………や』

em「………………大丈夫やで。もうアイツは居らへんから」


抱き締められる。強く。温かい温度に少し安堵する。


『お兄ちゃん……………？』

em「A。大丈夫？」

『お兄ちゃん。あのな、あのな』

em「うん。ゆっくりでええよ。」

『私な、わるいことしとってん』


言わなきゃ駄目だとわかっていた。
でも、突き放されるかも知れないという怖さで言えなかった。



『私、人殺した』

em「……………………え？」

『お母さんも、お母さんと結婚したおじさんも、みんなみんな殺した。…………これを聞いても私といてくれる？』

em「なんで殺したん？ってかおじさんって誰？」

『おじさんはお兄ちゃんが家を出ていった後に来た人。お母さんと一緒に私に暴力を振るった。それで嫌になって殺した。…………………後。』

em「うん。」

『白花の鬼って知ってる？』

em「うん。」

『あれが私。私は、殺人鬼なんや。………………ごめんな。』

em「そっか。辛かったよな」


頭を撫でられ、抱き締められてる力も強くなる。
お兄ちゃんは静かに、私の話をしっかり聞いてくれた。

やっぱり行かなきゃだめですか？(泣)→←やっぱりそうなる？？

ラッキー実況者

ワイテルズ

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