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嫌い。J.N ページ5

※あなたの苗字は北塚です。

『きーたーづーかー!』

もう何度目だろう…。

私、北塚Aは、ウェスト商社に勤めています。

そんな私は今…

怒られています。

怒っているのは私の上司の中間淳太部長。

エリートで誰にでも優しくてとっても素敵な上司。

…と言われているが、私は思わない。

だってなぜか私にはかなり厳しい!

他の人が同じミスをしたら『あ、大丈夫やで』って言うのに…。


結果私は残業。

良いんです。社畜でもなってやる!

ちょっと休憩しようかな、と思って席を立とうとすると、ガチャっと開くドア。

『あ、まだやっとる。』

「え、部長!?」

『お疲れさん、まだ残ってる?』

「まぁ、はい…。」

『はい、半分手伝うわ』

「え、けど…『俺と一緒は嫌か?』」

嫌と言えるほどの勇気はない。

「いや、別に…そうじゃないですけど…」

『よし、じゃあちゃっちゃとやるで。』


『俺の方終わったけど、お前は?』

「あ、私の方もこれ保存したら終わります。」

『よし、じゃあ送ってくわ。』

「え、まだ電車あるし大丈夫です。」

『ええから。
こんな暗い夜道1人で歩かせられんわ。』


ー車にてー

『あー、飯食ってくか?
奢るけど。』

「え、でも車まで出してもらって悪いですよ。」

『ええよ、元々送ってくつもりだったし。
それにお前と1回2人で飯とか行きたかったし。』

なんですか、部長。

いつもと雰囲気違いすぎなんですけど…

『おい、声に出とる。』

「へ!?あ、すいません!!」

『まぁ無理もないよな、俺いつもお前に厳しいし。』

「私が出来が悪いからですよね。」

『いや?むしろその逆。
お前は言われた事はすぐ出来るし、
俺らが求めた事以上の事もやってくれる。
俺はお前の事、結構期待しとる。』

なんですか、この部長の褒めモード…

なんか、ちょっとキュンと来る…

「あ、ありがとうございます…」

『あ、照れとる(笑)』


〈いらっしゃーい、あ、淳太くん!〉

『おう照史。個室空いとる?』

〈おん、空いとるよー、何?彼女?〉

『んー、まぁ(笑)』

「ええっ!?違います違います!
部下です!」

〈まぁまぁ照れんでも(笑)
淳太くん、優しいしカッコええから、ええ彼氏になるでー〉


「なんで否定しなかったんですか!?」

『ええやん、別に。
それとも何?お前彼氏いたっけ?』

「い、いませんけど…」

『じゃあええやん。
ほら飲むでー。』

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設定タグ:ジャニーズWEST , 短編   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ののの。 | 作成日時:2019年3月21日 22時

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