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第29話 ページ32

「麦わらァア!!」





思いっきり壁を突き抜けて吹き飛ばされたスモーカーが、いの一番に戻ってきた。


「…」


…が、ルフィは黙って食事をしている。


「…やっぱりこの国に来ていたか……」


スモーカーの威厳もこれじゃあったもんじゃないな。

可哀想だけどルフィと真面目に対話しようとする方が間抜けなんだ。

すまないがフォローしきれないぞ。



「食うのをやめろ!!」

「!ばいぼいもめうい!!(あの時のケムリ)」

「うわっ、汚なっ」



どうやらルフィはスモーカーのことを忘れていたらしい。

食べながら話したため、口の中のものがスモーカーに吹きかかった。

ついでに私にも被害が来た。

許さん。




「ごちそーさまでした!!」

「待て!!」




ルフィが食べ物を手いっぱいに抱えて逃げ出した。

スモーカーがそれを追いかける。



「待てよルフィ!!俺だぁ!!」



さらにその後を起き上がったエースが追いかけていった。





「あ…私、置いてけぼり?」


「食い逃げ……」


「…すみません、私が代わりに払います。いくらですか?」


「3万ベリーです」


「………え?」




なんかゼロが一桁多いぞ。

3万?

私もまだご飯食べてないし、服も買ってないのに?




















「あいつら、後で絶対殺す………!!」





お金を払って、私は奴らの後を追った。















































外に出ると、エースとスモーカーが戦っている。

ルフィは先に逃げたのかな…?

それよりも、まず街中で破茶滅茶に戦っている二人を止めなければ。

海衛府としての仕事はちゃんとしないとね。




「ホワイト・ブロー!!」

「火拳!!」


大水拳(ハイドロスラッグ)!!」





炎の拳と、煙の拳を水で搔き消す。

能力だけなら私はどちらにも有利だ。





「A!?」

「邪魔すんじゃねぇ!」



動揺した所でスモーカーを牽制しつつ、エースに再び拳を叩き込む。

これは愛ある拳だからセーフ!(?)



「ジャマもクソもないでしょ!!こんな街中で!散々荒らした後修理するのが誰だか分かってんの!?」



「「それはこいつが!」」

「うるさい!ダメなものはダメ!やるなら海に出なさい!」




((お母さんだ……))






海賊捕まえるより民間人の方が大切なんです!!

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ふらっと(プロフ) - サクさん» 今後なる予定です。今はほとんど要素はありませんが…… (2019年5月21日 19時) (レス) id: ad67978f33 (このIDを非表示/違反報告)
サク(プロフ) - これは恋愛系ですか? (2019年5月21日 7時) (レス) id: 815e045cbf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふらっと | 作成日時:2019年3月11日 22時

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