上善水の如し［ONE PIECE］ (ページ19)

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第17話ページ19

「ルフィ～～～！？何してんの～～～！？！？」

「ぎゃー！！A！！何でここにー！！？？」

「キャプテン！海衛府です！！」

「なに～！？海衛府だと～！？」

処刑台の上にはもう一人海賊がいる。

「あ、なんだバギーか」

「げぇ！！A！！」

バギーには一度会ったことがある。

入島申請書に同意したにも関わらず島で暴れたので、成敗したのだ。

「なぁ、そいつ弟なんだよ。離してやってくんない？」

「弟ぉ！？こいつが！？…いや、確かに太々しいとこは似てるな…。でも誰が離すかバ～カ！こいつは俺様のことを馬鹿にした罪がある！A、お前の弟の死に際をそこでよく見ときやがれぇ！！」

「何それ！ルフィ悪くないじゃん！だってお前馬鹿だもん！！」

「よく分かった！お前も後で殺す！やっちまえテメェらー！！」

「「うおおおおおぉぉぉぉぉ！！！！」」

残念だが雑魚は集まっても雑魚。

潔く消えて、どうぞ。

「渦潮(ハイドロサイクロン)！！」

「「ギャアアアア！！！」」

「私はミズミズの実の能力者！ナメてるともう一度痛い目に合わせるぞ！」

「うっひょおおおお！！Aすっげぇーー！！！」

「クソッ…」

処刑台の下にいた海賊を水の竜巻で一掃する。

「「無事かルフィ！！」」

すると、後ろから声がした。

「誰？」

見ると緑の髪の刀を三本所持している男と、金髪黒スーツの男がたっている。

「う、美しいぃぃ～～～！レディ、お名前を教えて下さい」

「やってる場合か！このクソ眉毛！」

「ルフィの知り合い？私はモンキー・D・A。海衛府下等官だよ」

「モ、モンキー…？」

「海衛府…？」

「ゾロ！サンジ！Aは俺の姉ちゃんなんだ！強ぇから手は出すなよ！」

「「姉ぇ！？！？」」

「あ、どうも。弟がお世話になってまーす」

「いえいえこちらこそ、って違ーう！！」

「何ゴチャゴチャやってるか知らねーが、その間にお前の処刑を済ませよう！」

「ごめんなさい。もうしません。許してください」

「誰が許すかぁ！！」

「待てバギー！早まるな！」

「てめーはなんで俺が死ぬみてーな言い方なんた！」

すまん。それしか言い方を思いつかなかったんだ…。

「もういい！これから麦わらのルフィを処刑する！！」