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Aside



ガラガラガラ



蘭「園子?何してるのよ」

A「まさか着替えてるの?」

園子「ゴホッゴホッゴホッ」

A「園子!?」

蘭「どうしたの!?」

園子「変な男がいきなり襲ってきて、窓から外に」

コナン「何!?」



新一が慌てて外を見に行く



A「どう?」

コナン「ダメだ、もう逃げた後だ」


園子「怖かったよ、、」



園子は泣きながらそう言った



蘭「でも、何で園子が」

園子「知らないわよ、この部屋の襖開けたらその男が私達の荷物を漁っていて、大声出そうと思ったら襲って来たの」



荷物を漁ってた?



園子「きっと下着ドロよ、最低、、」

A「どんな人だったか外見の特徴とか覚えてる?」

園子「そんな余裕無かったわよ、部屋暗かったし怖くて足がすくんじゃったから」

A「じゃあ、何で男の人だって思ったの?」

園子「揉み合ってる時に噛み付いてやったのよ!その男の毛深い二の腕にね」

蘭「えぇぇ、やるじゃない、、(苦笑)」



カチッ



急に電気が着いた



道脇「どうしたんだい?部屋に明かりも付けないで」

蘭「道脇さん」

道脇「車が途中でエンストしちゃってさ、今急いで走ってきたんだが遅れて申し訳ない」

A「でも、どうして私達の部屋がここだって分かったんです?」

道脇「玄関先に君達が居ないから、旅館の人に聞いたんだ」



シャツが濡れていて、スボンに泥が跳ねた跡がある
それに、この人やっぱりどこか怪しい



コナン「ねぇ道脇さん、そのシャツ脱いでくれない?」



新一も同じ事思ってるみたいね



道脇「え?」

コナン「ちょっと二の腕を見せて欲しいんだけど」

蘭「こら、コナンくん!」

道脇「何だか知らないけど、腕に何かあるのかい?」



嘘っ、どっちの腕にも歯型がない!?
まだそんなに時間も経ってないから消えるはずないのに



道脇「もういいかい?坊や」

コナン「うん」


京極「どうかしましたか?お客さん」



京極さんの右腕に包帯が巻かれている!?
いや、でもこの人は毛深くないから違うか



蘭「どうしたんですか、その右腕」

A「あ、蘭その人は犯人じゃないと思うよ」

蘭「え?」

A「園子を襲った人毛深かったみたいだから」

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作者名:抹茶 | 作成日時:2020年2月2日 12時

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