【名探偵コナン】嘘つきな彼女

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Aside



登志子「じゃあ、あんたが主人を」

白倉「ちょ、ちょっと」

横溝「テープが所々捻れていたのは、トリックを使った証拠！間違いありませんね」

白倉「ちょっと待って下さいよ
確かに今のトリックは凄いと思いますよ。でも、何で僕なんですか？僕は留守番電話にメッセージを多く入れただけじゃないですか
第一僕が犯人なら現場に戻って来たりは」

博士(コナン)「戻って来たのはある物を回収する為じゃろ」

白倉「え？」

A「そう、貴方の指紋が沢山着いた留守番電話のテープを回収する為ですよね？」

白倉「！？」

博士(コナン)「さっきテープを見させて貰った時ひと目で分かったよ。誰かの指紋が多数着いているのが
そして、これが準備無し衝動的な犯行じゃということもな」

A「恐らく貴方は今夜、広田教授と会って何か口論になり、思わず撲殺してしまった」

博士(コナン)「運良く今のトリックを思いつき、事故死に見せかけて密室にする事は出来たが、所詮準備無しの殺人。手袋なしじゃどうしてもテープに指紋が着いてしまう」

A「そこで貴方は死体の第1発見者となって、この部屋が密室だった事を奥さんに確認させて、隙を見てテープを回収する予定だった」

博士(コナン)「じゃが先にわしらに発見され、警察が来てしまい
仕方なくメッセージ通りこの部屋に来たという訳じゃ」

A「わざわざメッセージに自分の名前を名乗ったのは、テープを回収する事が出来なくてもトリックを見破られにくくする為
無音のメッセージが沢山入っていれば、否が応でも自分の指紋が沢山着いたテープが注目されてしまうから」

博士(コナン)「何なら白倉さんの周辺を調べてみればいい。何処かに教師のフロッピーがあるはずじゃ、ごっそり持っていったフロッピーの中身をこの短時間で確認するのは無理じゃろうからの」

横溝「ではまず、貴方の家の中から探させて貰ってもいいですか。白倉さん」

白倉「この家の前に停めた僕の車のダッシュボード、フロッピーは全部そこにあるよ
あの写真が入ったフロッピーもな」



やっと自白したかこの男

もう少し白倉さんが考えていたらこの事件は防げたのにな

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