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Aside



A「まずは、カセットテープの中身を適当な長さまで外に出して、カセットをテープを出したまま電話にセットする」



新一がやったのを確認しながら説明する



A「次に、はみ出したテープを真っ直ぐ伸ばしながらドアの外に出て、鍵についてるリングにテープを通す
そしたら、その鍵をドアの外に残して余ったテープを持って部屋の中のノートが落ちていた位置まで戻る
後は、高さの同じコーンのコマ3つを三角形に置いて余ったテープの先端を電話に1番近いコマに通して、その上にノートを乗せて」

哀「フフッ飛んだ茶番だわ。テープが引っ張られる力でコマを倒すつもりでしょうけど、所詮机上の空論。コマの台座はしっかりしているから、倒れる前にコマは引っかかったまノートの外に出て」

A「残念。コマを逆さにさせるのよ」

哀「え!?」

A「コマの頭が丸くてもこのノートみたいに厚紙がしっかりしていれば、乗せられるはずよ」

コナン「まぁ、見てなって俺が今からやってみせてやっから
まずは、部屋の外で鍵をかけ鍵を床に置いて電話をかける
これでいいんだよね?A姉ちゃん!」

A「えぇ、いいわよ」



電話(トゥルルルルル…)



A「すると、留守番電話が作動しテープが巻取られる
その力で鍵はドアの下を通り、部屋の中央に仕掛けたノートの下を通り、やがてコマにぶつかり、コマはバランスを崩して、鍵はノートの下に」

哀「!?」

細矢「は、入った!?」

横溝「成程、留守番電話を動かし続ければテープも無くなり、証拠も無くなるという訳か」

コナン「ガチャどう?上手くいった?」

博士「あぁ、バッチリじゃ新一!」

横溝「え?」

博士「あぁ、いや」

A「私は新一じゃなくてA!ったく私達が所々似てるからって間違えないでよね」

博士「ハハハッすまんのぉ(Aくんナイスじゃ)」

博士(コナン)「ちなみにコマの立てる位置をノートの隅にすれば、コマがノートの下に入りにくくなるが、まぁ入ったとしても不自然には見えんじゃろ」

横溝「となると、このトリックを使えたのは、留守番電話に10件もメッセージを入れている白倉明さん。貴方という事になりますね」

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作者名:抹茶 | 作成日時:2020年2月2日 12時

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