2話 ページ3
ユ「また負けたー、、」
陣営に戻りばふっ、とソファに飛び込むのはユイのいつもの癖だ。
汚れるからやめて、と毎回言ってるのに。
『早くお風呂に入って寝て。明日もまた戦わなきゃいけないんだから』
そう言い残してため息をつきながら部屋を出た。向かう先は簡単に言うと作戦本部ってとこだ。
どうやら重要な話があるらしい。
『失礼します。ってライモンドさんじゃないですか。どうしたんですか?』
ライモンドさんの横には有吾さんもいる。
昼に遊真に砦の中にいろと言っていたけどそれと関係のあることなのか。
ラ「.....今日南門でうちの団員が殺された。隊でも指折りのトリガー使いがあっさりと、だ」
『待ってください。そんな事今まで無かったじゃないですか。それに相手にそんなに強い人がいないことだって.....』
ラ「ああ、それなんだがどうやら敵は
南門の団員が全員でかかっても勝てないということは相当強いんだろう。
『それで、今回私を呼び出した理由はなんですか?』
なんとなく分かる気はするけれど、一応確認のために聞いてみる。
ラ「そうだった、まだ本題を話してなかったな。今日呼び出したのはAとユイにこれからの防衛に加わってほしいからだ」
『.....これからの防衛?』
これから、ということは今までとは何か変わるのだろうか。
ラ「.....ああ。南門の襲撃を受けてこれからの防衛は少数精鋭でやっていくことにしたんだ」
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ゆい - 妹と自分の名前が同じだった件www (2020年2月15日 22時) (レス) id: 1c76804665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンナ | 作成日時:2018年8月14日 21時