ある意味奇跡3

暗い光 ページ44

リヒトといい
一体なんなの？


私は謎の光は受けてない

エルフではない


私は違うはず





「先に……お前だ」

ヤミ様に攻撃がいく

「！！……ヤミ様！！」


鋼鉄創造魔法 アイギスの盾


「サンキュー……A」

ユリウス様の亡骸はヤミ様が闇魔法で覆ってくれる

……よかった……

「何者か知らないが、その亡骸が大事なのかい？
どんな者だとしても人間である限り死んで当然の罪人だよ」

「そんなに大事なら……お前の前にその人間をバラバラにしてやろうか……！！」

こいつら…………！！



「んなふざけたこと……


その2人の口から言わすんじゃねえよ」


ヤミ様が一気に距離を詰めていく



そして見事なまでに打ち破った


さすがは騎士団長

「ちょっと寝ててもらおうか……お前らが慕った男にこの国を護るって誓っちまったもんでな」




「ヤミ様……」

「ったく…………戦闘タイプじゃねぇこの2人までここまで厄介になってんのかよ

つうかなんでお前狙われんの？
どう見たってなんともねぇのに」

「私の中にだれか眠っているようにも思えないんですが。
とりあえず拘束しておきましょう
ヤミ様街の方に行か………」


足元が崩れる







紅い


薔薇？？



「同胞よ





どうやら目覚めたてで油断したようだな



しばし私の魔法の中で眠るが良い」


この声は…………！？


「ずいぶん優しいな


らしくねぇじゃねぇか


トゲトゲツンツン女王」


「誰か知らんが



人間にしてはやるらしい」

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