ある意味奇跡3

疑念 ページ24

「待機している騎士団長たちを呼んで」

「はい」


裏切った団長がわかった


いや、でも…………









「なんのご用ですか？魔法帝」


「その2人は白夜の魔眼の………………何かわかったのですか？ユリウス様」


「ああ、マルクスくんとアスタくんのお陰で色々わかったよ


1番の情報はこれかな……………もう一度聞くよ？

君たち白夜の魔眼に協力した裏切り者の団長の名はなんだい？」



「それは……………紫苑の鯱団長ゲルドル・ポイゾットだ」



これは不思議ではない
この人の暗い噂は多い


団長であれば障壁魔導士を誘拐することができる


「ユリウス様、一つ気になるのですが」
「ん？どうしたんだい？」


「これは何かの罠だ！私は汚名を雪ぐ！
これは戦略的撤退だ！」


あっ逃げられる


けど、


「………………バカね。何で逃げられると思うのよ。逃さないためにみんなの前で言ったのに」


団長7人もいて逃すわけなかろうに。。。


案の定、アスタのアンチ魔法とリル団長の絵画魔法でとっ捕まった


「A、君の話は後だ
…さて、ではいろいろ聞かせてもらおうかな……ゲルドル」


マルクスの魔法で出るわ出るわ


なんだって今まで発覚しなかったの？ってくらい
一旦魔法騎士団全員洗ったほうがいんしゃない？



でも私の知りたい内容はない



「これは前代未聞の失態だ…………国民を護るべき騎士団が国民を売るような真似を……」



何言ってるの？ユリウス様


そんなもん、とっくの昔からやってますよ？



団長たちを解散させる


「マルクスくんは引き続き尋問を頼む」
「はい！」


「ユリウス様、私も残ります。
お話は後で」
「わかった。無理しないでね」



全員出て行ったのを確認する


「マルクス様、白夜の魔眼の方に聞きたいことがあるのですがよろしいですか？」



「はい、構いません。どうぞ」


「ありがとうございます」




ずっと気になっていたこと





「さぁ、聞かせてちょうだい」




貴方達に応えられるかしら？

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