ある意味奇跡3

小話 ページ22

ヤミ視点


団長会議前

「いや〜ノゼルってめっちゃ愛妻家だな」

ちょっとうけたわ
べったりだもんな

あっでもAは離婚したいって言ってたっけか？
そう考えると同情もんだな


「かかったしかにな。うけたわ〜」
「あふふ〜そうは見えませんけど」
「ふん。(あの女は好きではない！！昔ヤミにお見合いなんてさせたし何企んでいるのかわからないし)」
「んふふ、意外ですね」
「ZZZ」

「だからお前は何言ってんだよ！？」

「確か奥さんってAさんですよね？美しくて有名な」

のんきにリルは話す。こいつはあいつの本性を知らないからな

でも気にいる理由はわからんでもない

美人だし、魔法強いし、性格もはっきりしてる
おまけにギャンブルも酒も強い
あいつある意味無敵だ
アネゴレオンレベルだな

あっやっぱり俺はいやかも。コロサレル。


「ああ、あと胸もでかかったわ」

「セクハラだぞっ」
(えっヤミはああいう女がいいのか！？あの腹立たしい女が！？)

「えっセクハラ？いやアイツも俺の腕とか触るからいいだろ」
(何でできてるんですか？って言われて筋肉って言ったらアネゴレオン倒せるかって聞かれた。
無理ですって言ったら役立たずってなじられた。
うん、やっぱ俺には手に負えねぇ)

「！！？？」(腕を触るってなんだ！？)


「かかっそういやヤミ仲よかったな」


「うん、ギャンブル仲間なんだよな」

「…………ギャンブルかよ」
「…………ギャンブルですか」
「…………ギャンブルなのか？」(これはセーフか？)
「zzz〜」

「だから何言ってんのかわかんねぇわ！！」


そう考えると付き合い長いな
結婚してからもストレス発散がてらしょっちゅう来てたしな


「あいつ頭いいから相当強いんだよね。



今までで多分家一軒建つ分くらい負かされたわ」






「「「なんでまだギャンブルしてるんだよ、お前」」」


「Zzzz」



「いい加減普通に話せ！！」

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