ある意味奇跡3

異様 ページ12

随分離れたところにいるわね


「見つけた！」

「やぁA」

「のんきに言わないでください。襲撃はご存知ですよね？」

「うん、敵のアジトがわかったんだけど




君これ見たことあるかい？」



変な石版

何をはめ込むのかしら？
模様が描かれている



「いえ、見たことな………」


ズキっ

んっ！！

「どうしたんだい？」

「いえ、私も見たことないですし何なのかわかりません」


どうしたんだろう。疲れ気味？キレ気味？
頭が痛い


「顔色があまり良くないけど」
「貴方が日頃責務をこっちに投げるからそのストレスでしょうね」

「ええっ！！」


「とにかく、これがアジトにあると言うことは何か魔法でも作動させるつもりでしょうか？
人が作った広大な攻撃魔法の装置には思えませんが



壊しますか？」

「いや、きっと敵は撃退されてここに戻る
その時聞いてみよう」

何のための石版？







考えているとぎゃあぎゃあ喧しい
何か揉めてる？


王都から戻って来たかしら？






「やぁ、待ってたよ

王都はどうだったかな？」




いらっしゃーい、テロリストちゃん



あれっ？憎きアスタもいる！？
捕まった？助けないのもあり？
それとも……………


「……なんか変なこと考えてないかい？」

「変なこととは？」


横目で見られる
変なことじゃないもんね



しれっとした顔してるとユリウス様はしれっと敵を倒してた

敵さんビビってるーーー。


「君たち王都を襲って来たんだろ？

まさか殺される覚悟もないのに殺しに攻めたわけじゃないよね？」




世界はそんなに優しくないのにね〜

異様→←異種混合

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す