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ロボロと─コネシマとシャオロンは煩いからと拒否された─さっきまでゾムがしていたトランプタワーの続きを手伝っているとオスマンが話しかけてきた。
os「そういやリアン、なんで叙勲を断ろうとしたん?代替案やって無償で士官学校に入校やろ、悪くない選択やと思うんやけどなぁ」
その話を振られてトランプを持っていた手が止まる。風圧で一瞬揺らいだタワーを見て内心焦ったけどタワーは崩れなかった。
そんな中、オスマンの話を聞いたエミさんやコネシマ達は「えっ！叙勲⁉」と驚いてグルッペンとトントンはまだ話していないのかと呆れていた。
ちょ、オスマン!よりによってなんでその話を⁉なるべく隠し通そうとしてたのに。あっタワーが倒れる…
静寂の中倒れるタワー。それと同じタイミングでエミさんが大慌てで僕の手を取って喜んで、コネシマやシャオロンは騒ぎ立てた。
em「叙勲って凄いじゃないですか!式はいつ行われるんです?」
rbr「マジか…リアン何したらそうなるん。一般人が勲章貰うって中々ないんやぞ」
kn「おいシャオロン、叙勲って凄いんか？」
sya「お前分からず驚いてんのかよ。大半の物は国が誉だと思った人物に与える物なんやぞ。分かりやすく言えばお前じゃ一生貰えんって事やわ」
zm「はぇーだからあん時リアン達が車で城に行っとったんか」
みんなが一斉に話し始めたので混乱していると流石トントン、五年前も五年後も変わらず僕に助け船を出してくれた。
トントンは笑顔でグルッペンの方を向くと内ゲバをしようとしたコネシマの口を抑えて若干棒読みだけど言った。
tn「あー急だけど、誰かグルッペンに銃の使い方を教えてくれる人はおらんかなー」
するとグルッペンは顔を痙攣らせると本を閉じて新しい本を開いて聞こえないフリをしていたけれどトントンに肩を掴まれる。
gr「別に俺は気にしていな tn「誰かおらんかなー!」
抵抗するグルッペンを引き摺りながら笑顔のままこっちを向くと僕に近づいて肩を掴むと家から放り出された。
tn「じゃ、後は頼んだ。場所は昨日の所でええから」
トントン…確かにあの場から避難させてくれた事は感謝してるけどちょっとこれは、気まずいを通り越して逃げたい…
会話がないまま昨日の森に移動して、渋々ながら教える為にまずどれくらい出来るのかを尋ねてみる。
gr「別に良いが驚くなよ？」
結論を言うと六発中六発が外れていた。
これがグルッペン?五年後と全然違うってこれどうやって教えたら良いの…
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月歩 - ラーシュさん» ありがとうございます!あのシーンは特にお気に入りでしたのでそう言って貰えると作者冥利につきます! (2020年3月31日 11時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
ラーシュ - 完結おめでとうございます！夢主君がemさんやrbrに止められているのに振りきって仲間を助けにいって重症を負うところで凄いハラハラさせられてしまいました！凄く面白い作品でした！！ (2020年3月31日 11時) (レス) id: 3d2f41f960 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - 白狐さんさん» ありがとうございます!個人的にはもう少し書き込みたかったのですが、楽しんで貰えて嬉しいです! (2020年3月31日 8時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
白狐さん(プロフ) - 完結おめでとうございます!!もう、最っ高でした。5年前にトリップするっていう発想も勿論ですが、内容がギッシリ詰まってて読み応えのある楽しい作品でした！！ (2020年3月31日 8時) (レス) id: c1b876fff4 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - ふゆさん» ありがとうございます!主人公のキャラはかなり手探り状態でしたけどそう言って貰えて嬉しいです! (2020年3月24日 14時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年3月12日 0時
