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春夏冬彩良/春への序曲ページ1

【名前】
春夏冬彩良(あきなし・さら)

【性別】
女

【年齢】
20歳

【性格】
　古風、というか、ゆったりした印象を対峙した人間に抱かせるひと。甘やかし上手だが腹の中に何かを抱えている。はんなりした腹黒、といったところか。彼女の性格に特徴があるとすれば、それは流されるように見えてその場の流れを掴んでいたりだとか、計算高い性格ということ。計算なんてせずに人に優しくするような態度を取っておいて、その実頭の中で損得勘定をしているような人間。その中には自分のメンタルの弱さを弱点と見て、出来る限りメンタルに傷がつかないようにしようという心構えがある。
　パーソナルスペースが狭いとは言えないが、入っている人は極一部。普段甘やかすのとは反対に、信頼している人には甘えることが多い。しかし彼女、極度にしんどくならなければ甘えることはせず、しかも甘えた後にまた落ち込むので、メンタルケアが必要な面倒臭い性格をしている。そんな彼女も好き、という人間が居るから生きていけているということでもある。ありがたい限りです。
　カメラの前でははんなりとした計算高い姿をウリにするが、信頼した極一部の人間には弱った姿を見せる。そんな人間が、この春夏冬彩良である。ファンを純粋に愛し、ユニットメンバーを愛し、自分に傷を付ける。元来博愛主義のような性格をしていたからこそ、今こうして面倒になっているのだ、と思うと、博愛で無くなっただけマシだとも考えてしまう。なんとも複雑な心持ちである。

【容姿】
　ライトブラウンの髪、ダークブラウンの瞳、日本人として見れば白い肌を持つ少女。少女というより、女性か。前髪はシンプルに下ろしており、やや流れを付けたベビーパング。少々アシンメトリーになっているところも特徴のひとつ。前髪が終わっているであろう場所から編み込みをし、後ろ髪の長さである腰のやや上までに一本にまとめて垂らしている。瞳のかたちはアーモンドで、まじまじと見ればややたれ目。
　肌が白いため少し赤みを帯びただけの頬でもとても赤く映りやすく、メイクアップアーティストも、そして彩良自身も、少々気をつけている様子。

私服のテイストはフェミニン。淡い色をセレクトすることが多く、パステルだったり、はたまた薄緑のカーディガンを羽織っていたりと、女性らしいファッションをしている。靴は大抵コルクの厚底サンダルを履いている。見ている側が涼しくなるようなスタイルである。