男装好きな可愛い女の子は烏野2年

男装バレー13 ページ14

俺はふと疑問を抱いた





「場所はどこでやるんですか」



菅「それはまだ決まってないらしいんだ」




決まってない…？




「それって場所がないってことですか」



烏「まぁそういうことだ」



「うわっ⁉」





ビックリした


急に出てくんなよ





「……なら俺ん家の別荘を貸しましょうか？」



烏「は…別荘⁉」





コーチが大きな声を出したせいで皆が集まってきた


日「Aセンパイの家ってお金持ちなんですか⁉」


「少し……だけな？」




俺は苦笑する





烏「その話が本当なら是非とも貸してもらいたいんだが、どこにあるんだその別荘」



「沖縄」





全➖貴「沖縄⁉」






田「沖縄だってよノヤっさん‼」



西「おぉ！すげぇな、A」




烏「いやいやちょっと待て。移動はどうする？あまり金は出せねぇんだよ」





あぁ、たしかに



でも…



「家に飛行機が２台…いや、３台あったと思うんでそれでどうにか」



菅「自家用ジェット機があるなんてそうとうのお金だべ…」



澤「お嬢様だったんだな」




嫌だなあ

今はお坊ちゃんなのにｗ



「それに体育館が近くに５個ぐらいあります

し、食事は使用人に作らせるので大丈夫かと。

どうですかコーチ？」




烏「願ったり叶ったりだ。それよりいいのかそ

んなところを貸して貰って」




「全然大丈夫です。元は父のものだったんです

けど父が死んだときにオーナーは私になったん

で」





全➖貴「‼」





少し暗くなっちまったか？


そう考えていると俺の携帯に「ピィロン♪」とLINEがきた


みてみると兄貴からのものだった



「……スミマセン。今日は失礼します。コーチ

にはさっきの話を他の監督さんたちにも伝えて

おいてもらいたいんですけど、頼めますか？」



烏「あぁ分かった」



「じゃ、俺はこれで」



携帯を握り締めながら体育館を出て走り出した

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