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星1つ。 ページ1
岩泉side
ミーンミンミンミンミーン
セミの声が、五月蝿く耳の中に入り込んでくる。宮城県という北東の県はあまり気温が上がらず、今日も20度前半の気温だ。
なのでクーラーをつけず、窓を全開にしている。
夏休みも間近に迫った国語の授業。
今日は、夏目漱石についてだ。
汗を垂らしながら、教師は喋る。
「お前ら、月が綺麗ですねの言葉の意味を知ってるかー？これは、あなたを愛しています、と夏目漱石が言ったことで知られていて______。」
教師の言葉が耳を通り抜けていく。
窓側の席の俺は、真っ青な青空を見上げる。
数学や理科等の理数系はまだ得意だが、文系となると少し苦手意識があるのだ。
けれど、この時の行動を俺は後悔している。
もっと、授業をしっかり聞いてれば、あんなことにはならなかったはずなのに。
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なまたまご(プロフ) - ありがとうございます！もうちょっとで完結なので、ラストスパート頑張ります！ (2018年9月19日 23時) (
レス) id: ca30a67409 (このIDを非表示/違反報告)
#まどか(プロフ) - これからの展開が凄い楽しみです...！更新頑張ってください^ ^ (2018年9月19日 19時) (レス) id: 3fa50f0937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なまたまご | 作成日時：2018年8月9日 20時
