114話 ページ34
Aside
まだまだ寒さが残る、春休み突入直前。
一年生最後の土曜日は、いよいよ伊達工業高校との試合。
午後、ぞろぞろとガタイの良い男達が体育館に入ってきた。私達も試合の準備を始め、それぞれウォームアップを始める。
ダダァーーン！
試合前のウォームアップをしていた私達は、揃って伊達工のスパイカーを見た。
音が....音が、すごいよ？！
どんだけパワーあんのよ！
そして、互いに一列に並んで、挨拶。
「「「「しあァァーース！！！」」」」
『うっわぁ···すごい迫力···』
清「そうだね···」
さすが、強豪校。
迫力ハンパない。こっわ。
側から見守る私達でさえ、威圧感というか、そんなものを感じた。
挨拶を終えると、すっかり縮こまってしまっている旭さんが目についた。今まで見たことの無いような怯えようだったので、声をかけずにはいられない。
『あの、旭さん···？大丈夫ですか？』
旭「え、ああ、お、及川か。た、たぶんだいじょうぶ····ああああやっぱ怖い！！」
そんなことを言って、顔を青ざめながらスターターの場所に立った。そんな旭さんを見たからには、心配せずにはいられない。
『あの、清水先輩···。大丈夫ですかね？旭さん』
清「うーん...たぶん.大丈夫じゃないかな。試合してるうちに緊張も解けてくるよ」
うん...そうだよね。
たぶん...たぶん、大丈夫！
清「それに、東峰は強いしね」
それはホントにそうなんだよね。
スパイクのパワーとスピードが半端じゃない上に、あの顔面が加わると、一層怖く見えてしまう。
まあだけど実際は、ガラスのハートを持った心配性な先輩だったんだけどね。
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なまたまご(プロフ) - kururiさん» コメントありがとうございます！そうですね、またイベントがあれば、番外編書いてみたいです！リアルの方は、新学期になったらちょっと忙しくなりますが、春休み中に伊達工戦を終えればいいと思っています。頑張ります！ (2019年4月1日 21時) (
レス) id: 4eb1927f69 (このIDを非表示/違反報告)
kururi(プロフ) - 初の番外編更新お疲れ様です。とても楽しかったです^^機会があればまた番外編も書いてください♪本編も楽しいのでリアルに支障がでないように更新頑張ってください! (2019年4月1日 21時) (レス) id: ed675883bc (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 葉月さん» ありがとうございます！受験、頑張ります。私としてもこの作品を早く更新したいです！ (2019年1月6日 18時) (レス) id: ca30a67409 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - コメント失礼します！すごく面白いですね！更新楽しみに待ってます！受験応援してます頑張ってください！ (2019年1月5日 12時) (レス) id: 682746b824 (このIDを非表示/違反報告)
なまたまご(プロフ) - 柚ぽんさん» コメントありがとうございます！無理をしてといっても息抜きになっていたので楽しかったです。ちゃんと自分の進路に決着つけて帰ってきますので、待っていてください！ (2019年1月2日 10時) (レス) id: ca30a67409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なまたまご | 作成日時：2018年7月28日 19時
