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さすがにこれ以上は何もする事もなくなってノロノロと帰り支度を始めた時だった。
「あ、ニノ！まだいたんだ！」
ちょっと弾んだように聞こえるのは俺の気持ちが入りすぎなのか？
待ち焦がれたその声なのにかわいくない俺はつい憎まれ口を叩いてしまう。
和「お前、また筋トレかよ」
今日も両手に底が抜けそうな程ぎっしりと詰まった紙袋。
「よいしょっ」と掛け声を出してデスクに置いた紙袋は結構な音がした。
和「またひとりで持たされてんの？」
ちょっと呆れて言ってんのに
「あー、うん、先輩今日は直帰だって言ってたから」
相変わらず誰かを責めるってことがないこの人の中に汚れた所なんかあるんだろうか。
「あーーー、疲れたーーー」
Aは椅子に両手両足を投げ出して座って目を閉じた。
目を閉じたまま首をコキコキと回しておっさんみたいな声を漏らしている。
和「お疲れ」
Aの後ろに回って肩を揉んでやると「あーそこそこ」なんて。
「ニノは残業？珍しいね？」
違いますよ、全然メッセージに気づいてくんない誰かさんを待ってたんですよ。
・・・なんて女々しくて言わないけど。
和「お前さー、ケータイ・・・」
ちょっとくらい文句言ってやろうかと思ったのに
「でもニノがいてくれてよかった。
早くニノに会いたいって思って頑張ったから」
目を閉じたまま俺に肩を揉まれながらそんな事、するっと言うんじゃないよ
そんな事言われたら何も言えなくなっちゃうじゃん・・・
和「・・・じゃあご褒美あげないとな」
肩に置いていた手をそっと前に回してAの身体を閉じ込めた。
「ダメだよ、誰か来るよ・・・」
和「みんな帰ったよ」
それでも身体をちょっと強張らせるA。
和「じゃ今は５秒だけこうさせて。残りのご褒美はうちでね」
「・・・ん」
Aの腕も俺の腕に重なって５秒間だけ恋人の時間。
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ばぶる.。(プロフ) - 色々すみません！ 続きは大丈夫です！ 親切にありがとうございました！ 小説の更新、楽しみにしてます ♪♪ (2016年3月17日 23時) (
レス) id: 1f599467d9 (このIDを非表示/違反報告)
あびあ(プロフ) - ばぶる.。さん» ちょっと私のほうでは原因がわかりませんので運営さんに聞いてみないと解決できないように思います。もしよかったら続きはボードの方でもいいですか？後で伺います。 (2016年3月17日 23時) (レス) id: 4cb8e8d5d1 (このIDを非表示/違反報告)
ばぶる.。(プロフ) - 読めてます！！ (2016年3月17日 23時) (レス) id: 1f599467d9 (このIDを非表示/違反報告)
あびあ(プロフ) - ばぶる.。さん» 確かフラグ作品はリンク貼れないと思います。他の作家さんのフラグはちゃんと読めてますか？ (2016年3月17日 23時) (レス) id: 4cb8e8d5d1 (このIDを非表示/違反報告)
ばぶる.。(プロフ) - 作品のリンクとかって載せれますか？？ (2016年3月17日 23時) (レス) id: 1f599467d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あびあ | 作成日時：2016年2月9日 10時
