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貴方に会いたいです。 ページ22

Niallと連絡先を交換してしまった。
世界中のファンの皆さん、本当にすいません。でも、同時にめちゃくちゃ幸せです。すいません。

なんて事を考えていると、『Niall‼』と彼を呼ぶ声が聞こえた。そこには、LouisとLiamが立っていた。


ご、豪華三人立て!‼


話しを聞いてると、どうやらNiallを迎えに来たらしい。
皆優しいなぁ。そうだよ、もうNiallも戻らないといけない。幸せな時間を本当にありがとう。

と、寂しさもあるけど不思議と穏やかな気持ちになっていた時ーー


Louis『やあ、君が例の小悪魔ちゃんだろ…?よろしく、俺はLouis』

Louisがいつの間にか目の前にいて、私に自己紹介をしてきた。


A『あ、高瀬Aです!こちらこそよろしくお願いします‼先程の皆さんのLIVE、本当に最高でした!また日本でやってくださいね‼』

………あれ。

Niallの時は、あれだけ何か話さなきゃとかグルグル考えていたのに。自分でも不思議な程、Louisに自然と挨拶をして握手までしていた。

A『わぁ〜!お二人にまでお会いできるなんて、もう一生の運使い果たした気がします……ところで、例の小悪魔ちゃんって⁇』


Louisが言っていた小悪魔ちゃんって?私の事っぽいけど。


Louis『…ぷっ!はははっ‼ファンの子にこんな冷静な反応されたの初めてかも!A?だったよね⁇』

いきなりLouisが笑い出して、頭に⁇を浮かべていると私の耳元で…


Louis『ずっとLIVEで君の事を見てたんだ。でもNiallにはこの事は内緒だよ…。あと、やたらと笑顔を振りまいちゃダメだよ。Aはとても魅力的なんだから‼』

……なっななっ⁉なんちゅっ‼?
なんちゅーおとし文句っ‼‼
嬉しいけど、顔から湯気が出そうですよ‼


その時、ふとNiallを見た。


あ、まただ…。
また、泣きそうな顔をしてる。

そんな顔、しないで。


Liam『……。A、俺はまた今度改めて紹介させてよ‼Louis、Niall行くぞ。Johnが心配してるぞ』


Niall『…うん。A、またねっ…!』



A『あっ……』


さよならも、言えなかった。

背中をただ、見送るだけ。



次、いつ会えるかなんて分からないのに。
会えないかもしれないのに。


なんだか、今無性に貴方に会いたいと思っている


自分がいます。

悪いことしたな。(Liam)→←うまくはいかない。(Niall)



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設定タグ:Onedirection , Niall   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Zuu | 作成日時:2017年6月24日 23時

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