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かすかに聞こえるサトシの声は、初対面の人への声色とは違う気がした。
それに呼応する小さくくぐもった声は、
「ごめんやけど、Aちゃんおるやろ。話したいねんけど」
一番聞きたいけど、一番聞きたくなかった、あの人の声に聞こえる。
何を言われるのか。
何をしにここに来たのか。
まだ本人かどうかも確認していないのに、不安ばかりが広がって、ばかみたいにどうにもできなくなる。
こちらに聞こえるか聞こえないほどの声で、何往復かやりとりをすると、サトシはドアを大きく開けた。
「Aー 俺もう帰るから。」
苦笑いの表情でこちらを見るサトシの後ろ、ドアの向こうには、やっぱり間違いじゃなかった。
今帰られても困るよ、と思うのに、反抗の言葉すら出てこない。
頭をぽんぽん、くしゃりと撫でられ、出ていくなんて罪だよ、君。
去っていく背中を呆然と眺めていたら、
「なぁ、入ってもええかな」
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ゆゆこ(プロフ) - かすみさん» かすみさん！！ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡あと本編ほんの少し続きますのでお付き合いいただければ。゜(´⊃ω⊂｀)゜。 (2019年2月7日 21時) (
レス) id: e0cd7b5092 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - わ〜〜〜〜(急なキュン投下により語彙力不足) お忙しい中更新ありがとうございます、、！まだ2週間とちょっともあるマニアックに向けて、活力になりそうです、応援してます(*´-`) (2019年2月6日 16時) (レス) id: d1c5189d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆこ | 作成日時：2018年10月16日 2時
