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いや俺はたとえ黒でもかまへんよ。
そらまあちょっとは、傷つくけど、ほんのちょっとやで?人それぞれ理由もあるし。
いやまだ黒って決まったわけちゃうし。
いやもし黒でも、それを俺に言うかね!?
ミツハシくんがスマホを取り出して、番号をタップしたら、すぐに繋がった。
「あ、もしもしA?今平気?」
『ミツハシさん?どうしました?っていうかGPS付けてます?タイミング良すぎる〜今会社出たばっかで夕飯何にしようかなって思ってたところ〜』
…………黒なんかーーい!!!
漏れ聞こえる電話越しの声に思わず、つっこんでもうた。
「浜松町いて飯食おうと思って店入ったんだけど、A来る?」
『ミツハシさんの奢りなら行く〜』
「いいよおいで〜」
『うそうそ、奢りじゃなくても行きます。お店送ってください。すぐ向かいます』
プツッと電話を切って、
「…黒ですね」
…わかっとるわい!
「なあ俺避けられてるん?」
「いや、避けるというか……」
タクミがもごもご濁った言葉を言うやいなや、
「ヒャッッゥ」
悲鳴に似た声にならない声が聞こえてんけど。
これってデジャブ?
俺この顔見るの3回目やと思う……
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ゆゆこ(プロフ) - 倉安すば亮さん» 楽しみにしている、なんてとても嬉しいお言葉ありがとうございます。私も占ツクを見てる時くらいは、こう現実とは違ってときめきを感じたいので、少しでもお届けできればいいなと思っています。ありがとうございます! (2018年5月7日 22時) (レス) id: e0cd7b5092 (このIDを非表示/違反報告)
倉安すば亮(プロフ) - 毎回の更新楽しみにしてます♪占ツクの中だけでもキュンキュンしたいです♪ (2018年4月27日 14時) (レス) id: 45581dd29b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆこ | 作成日時:2018年3月26日 16時