後ろ。23 ページ23
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今日はまずい。
走って逃げた。
でもストーカーの革靴の音は、
どんどん近くなってきていて。
ギュッ________
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私が初めてストーカーくんと出会った
あのトンネルで、ストーカーくんは私に抱きついた。
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『っ…はぁ、はぁっ…!』
「また、おねーさんに触れた…柔らかいね…っ」
『……ひゃっ…!』
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ストーカーくんは私の耳を甘噛みした。
何度も角度を変えて噛んだ。
『んっ…っ…!』
「耳弱いん?可愛いなあ」
『あぁっ…!』
その後も、トンネルに人が来る様子は無くて
ストーカーくんに抱きつかれたまま。
と、その時。
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「あっ…行っちゃった。」
ストーカーくんの腕の力がゆるんだ瞬間を狙って、
腕から抜け出し走った。
「これ…落としていったのにな…はははっ」
スマホを落としたことを知らずに。
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メロンパン(プロフ) - まさかのレンレン! (2018年9月22日 16時) (レス) id: 47f8a41aa5 (このIDを非表示/違反報告)
kanon - 廉くんヤバイ (2017年11月23日 22時) (レス) id: 8b36740557 (このIDを非表示/違反報告)
矢澤にこ - あなたのハートににこにこにー (2016年4月1日 18時) (レス) id: 5c59c583aa (このIDを非表示/違反報告)
CARAMEL(プロフ) - ぴーりさんの作品は、鬱っていうか…なんていうか…しんみり残って切ないですよね!そうゆうの好きです!【2】も見ます! (2016年2月20日 10時) (レス) id: 2be99d6e2a (このIDを非表示/違反報告)
平野かの。(プロフ) - え、マヂですか。この作品大好きで読んでたんです!なんで気づかなかったんでしょうね?(笑) (2015年5月23日 18時) (レス) id: 9292a39815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーり | 作成日時:2014年12月21日 16時