君とまた。【アバンティーズ】 (ページ9)

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リクヲ「わーお」

エイジ「マジか」

そら「久しぶりだね…」

A「久しぶり、そらくん、エイジくん、りっくん、…みっくん。」

まさかこんなことになるとは。

会社に直談判でもしにいこうか。

いくらなんでも残酷すぎる。

流石に、俺らのマネージャーがAっていうのは…

恐る恐るツリメの顔をのぞき込む。

眉間によるシワ。

ひどい顔色。

エイジ「おい、そら」

エイちゃんが横から袖をつまんできた。

エイジ「なんだよこのドラマみたいな展開。」

もちろん小声で耳元に囁いている。

そら「俺に言うなよ」

エイジ「あー…ゴホン、相変わらず美人だね」

リクヲ「たしかに。綺麗。…えっと、ねえ、ツリメ」

ツリメ「…」

そら「あーーーっさっさと打ち合わせして帰ろ、ほら、家の掃除する予定だったじゃん」

エイジ「あっ！！！！そうだった、ほらりっくん早く座れよ打ち合わせ始まらないだろ」

リクヲ「ごめんごめんごめん」

エイジ「急いでるので手短にお願い致しますでございます」

そら「エイちゃんが動揺してる…珍しい」

リクヲ「確かにレア」

A「えーっと、じゃあ、はじめますね。」

困ったようなAの笑顔はあのころと変わらず、ツリメのことを見つめているような気がした。