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2年前。
A「はじめまして!Aです。よろしくお願いします!」
そら「うっわ、美人過ぎるんですけど」
エイジ「うわー。腹立つ。カリブラ腹立つ。こんな可愛いマネージャーいて。」
ジョージ「まあね〜これが俺らの実力ってやつよ。」
ジロー「妬みが見苦しいわ〜」
ミノ「俺らはいつも会ってるからもうなんとも思わないけどね」
Aは同じ事務所のカリスマブラザーズのマネージャー。
初めて会ったのは事務所での打ち合わせの時だった。
A「いや、そんな、美人だなんて」
ミノ「満更でもなさそう」
A「ミノうるさい」
ジロー「自慢のマネージャーだわ。」
A「ほんとに思ってんの?もうちょっと心込めてくれる?」
そら「カリブラと一緒にアメリカ住んでるんですか?」
A「そうです!小さい頃アメリカに住んでたんで、人生のほとんどアメリカで過ごしてます。」
エイジ「すげー。」
A「でも今月末から1年間は日本で暮らすんですよね〜」
そら「えっ?そうなんですか?」
A「そうそう、母が病気で。とりあえず1年間はそばにいようと思って。」
リクヲ「大変ですね〜…」
正直、言葉が出なかった。
顔はもちろんだけど、Aの身なりとか声とか振る舞いとか、
全てがドンピシャでタイプすぎて。
運命なんてくさい言葉を思い浮かべたのは、生まれて初めてだった。
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作者名:するめ大臣 | 作成日時:2018年4月17日 5時